戻る    次へ   TOP

船は揺れる?




 「船は揺れる?  揺れない?」

(1) 「ハイ、 揺れます。」
私:「冬の太平洋は荒れるからイヤヤ!」 
夫:「こんな豪華船がこんな価格で乗れることは二度とない。乗ろう!!」
そんなわけで 3月の寒い日に日本をたちました。

ハワイまで7時間で飛んできたのに 何で7日間もかけて荒波に揺られて日本へ帰らなければならないの・・・」なんて最初は思ってましたが ハワイの紺碧の空と海 ほほをなでる心地良い風に吹かれてルンルン気分でクルーズを楽しんでおりました。

でも真中の日付変更線あたりで冬の低気圧に巻き込まれ「三年に一度あるかないかのシケ」にほんろうされました。
9メートルの波が次々に襲い掛かり そのたびに船はギーときしみ「大丈夫かな?」
7階のデッキに出て大波や どこまでもついてくるグンカン鳥をカメラにおさめてシケを楽しんでおりました。
「ドッカーン!!」という猛烈な波をかぶったと思ったら 船長の緊急放送で「絶対にデッキに出るな! これは私の命令だ!!」相当に興奮してましたね。
デッキにあった波除のガラス板は綺麗に砕けて波にさらわれてしまいました。
上層のバルコニーデッキのある部屋は 波しぶきが窓の隙間から染み込みじゅうたんは濡れるし TVは台から落ちるし大変でした。

一番ひどいときは船は止まってしまったので
私:「あれ? 動いてない!」
船員:「ハイ 今 夕食の魚を釣ってます o(〃^▽^〃)o」

横浜入港が大幅に遅れて真夜中になり 帰宅できない人にはホテルが用意してありました。
私たちは「帝国ホテルの上等の部屋」でした。 ルンルン ♪


(2) 「イイエ 揺れません}
クルーズで一番の楽しみは 波に揺られながら眠りにつくときです。
でも最新鋭の大型船は 横揺れ防止がついていたりして ほとんど揺れを感じません。
大型船は12Fほどありますので やはり上の階ほど揺れますが 私たちのように安い船底の部屋は揺れが少ないのです。
台風やハリケーンのような予報がたつものは海域から逃げたり 港に入ったりしますが 
予報が外れると 低気圧に追いかけまくられて 屈強な船長さんも寝る暇もなく くたくたになってしまいます。

酔止めの薬もありますし 医務室では良く効く酔止めの注射をしてくれます。 
また手首のつぼを刺激するというリストバンドも売っていて ウエートレスもしていました。

しかし酔う人は簡単に酔います。
「あれ〜 もう酔ってしまった」
「あの・・・ まだ出航してないのですが・・・」