2006年11月アーカイブ



豪華客船の旅、クルーズファンのためのメルマガ


申し込みは


http://www.melma.com/backnumber_143773/


最近日本でもノロウイルスが大流行しています。日本のクルーズでも海外のようなことが発生する可能性は強いです。日ごろからノロウイルス対策の常識を知っておく必要があります。


カーニバル・リバティが地中海からカリブ海へのクルーズの途中に、今年最大のノロウイルスによる感染症を引き起こしたことはすでに報告しました。その後の状況がわかりましたので、お知らせします。


リバティはこのクルーズ終了後、二日を費やしてみっちりと船全体の洗浄をしました。ノロウイルスは24時間たてば根絶できますから、多分大丈夫でしょう。航続クルーズは二日間短縮されたショートクルーズが実施されました。同時に原因追及に時間を割いています。


今回は結局、乗客2804人中534人 (19.12%) 、 クルー1166人中 142(12.22%)が感染するという大規模なものでした。どうもイタリアで乗船前にノロウイルスに感染した人がいたようだとの観測もあります。船として取った対策は


1.感染者には医師・看護士がフルケアをし、食事や飲み物はキャビンまで運んだ


2.ブッフェのセルフサービスは廃止し、クルーが食べ物や飲み物を取り分けた


3.消毒の回数を出来るだけ多くした


4.25名の専門家を増員し、対策に当たらせた


5.乗客には絶えず情報を公開した


このような対策が功を奏し、フロリダに到着する頃には、14人の乗客と5名のクルーにまで発症者は激減したそうです。


今年私がスタテンダムで経験したのと同じレベルの対策で、カーニバルはプライド・オブ・アロハと異なり、慣れているなと思いました。一番大切なのは情報公開です。アロハはこの点が決定的にかけていました。そして当初は、患者自身の問題として真剣に取り上げませんでした。船会社によって大差あるなとの印象です。


ごく最近老人ホームでノロウイルスの集団感染がありました。クルーズにも用心が肝要です。


注記:ノロウイルス感染症は激しい腹痛や下痢、嘔吐を繰り返します。そして何もしなくても2,3日立てば回復します。症状の激しい割には快癒するとケロリとしています。アメリカでは毎年2300万ケースの発生があり、クルーズではその1%以下の発生があるそうです。


藤原雄一郎のクルーズワールド


http://inox-tabi.com/cruise/cruisetop.htm




豪華客船の旅、クルーズファンのためのメルマガ


申し込みは


http://www.melma.com/backnumber_143773/


セレブリティのミレニアムクラスは最新鋭のエンジンとシステムを備えています。通常はディーゼル・エンジンと直結してプロペラが動くシステムですが、セレブリティはガスタービンで発電し、電力で推進器を駆動する方式です。


その推進器がポッドシステムで、プロペラが360度自由に方向転換できるという素晴らしいシステムです。しかし新しいだけに良くトラブルを起こしています。クイーンメリー2もポッドシステムの故障で被害を受けました。また今年就航した新造船もテスト運航中に同じトラブルを起こしています。


過去のトラブルではベアリングに問題を起こしていますが、今回も同じです。ベアリングは取り替えれば良いとは言うものの、正式運航中にこのようなクルーズ・キャンセルがあると、クルーズ会社にとって被害甚大です。メーカは一体品質をどのように思っているのでしょうか?日本のメーカなら再発防止に最善をつくします。


セレブリティではポッド式推進器のトラブルで随分悩まされ、メーカのロールスロイスとアルストームに対して訴訟まで起こしています。早い抜本解決が望まれます。


キャンセルとなったのは12月10日発のミレニアム・カリブ海7日クルーズですが、ドック入りして17日のクルーズには復帰の予定です。それまでは現行でトラブルをかかえたまま運転するのでしょう。


セレブリティでは当然のことながら乗客に対して万全を期しています。乗客や旅行社に迷惑をかけない補償は同社の株価に一株あたり。0.02ドルの影響を与えると予測されています。


藤原雄一郎のクルーズワールド


http://inox-tabi.com/cruise/cruisetop.htm




豪華客船の旅、クルーズファンのためのメルマガ


申し込みは


http://www.melma.com/backnumber_143773/


今年春、スタテンダムでノロ・ウイルス感染を初めて経験しましたが、今回地中海からカリブ海に戻るカーニバル・リバティでノロ・ウイルスとしては今年最大の感染者を出しました。ノロウイルスは下痢や激しい腹痛などの症状を引き起こす伝染性の消化器感染症ですが、症状の激しい割には、結構短時間で回復します。


今回は乗客2,804人のうち556人が、乗組員1,166人のうち154人が下痢や吐き気などの症状を訴えました。規模が大きすぎます。リバティは2日間徹底洗浄を行い、次のクルーズに出発しました。


スタテンダムの経験では、感染した患者は徹底的に隔離されます。そして完全に治癒して初めて隔離解除ですが、少なくとも2?3日は隔離されます。特に同室の人は恐怖です。


スタテンダムでの経験をおさらいして見ます。


「乗船してみるとかなり厳しい対策が取れられていました。まず至る所に消毒液の入ったスタンドがたっています。そしてブッフェでは乗客が直接食べ物に手を触れることができません。特に普通はセルフサービスのコーヒスタンドも手袋をはめた係員から受け取ることになっています。


ジャグジーやサウナも停止、そして図書館の本も直接手に触れることができないのです。ダイニングやブッフェの机や椅子、エレベータのボタンなどおよそ人の手に触れる箇所は夜中に徹底的に消毒してピカピカです。ウイルス性感染症の潜伏期間は24時間なので新たな感染がなければ根絶するのですが、現実は厳しく多くの感染者が出ました。


感染者に対する船の対応として「感染したと思われる時はクリニックまで来ないで医師が客室まで出向く」「感染者は室内から出ないで食事は全てルームサービス」「医師が回復したと判断してから24時間、さらに外に出ない」ことを命じています。この命令に従わない場合は下船させるとの強い態度です。そしてこのような処置にかかわる費用は全て無料です。」


日本の船でノロウイルスが発生すると大騒ぎになるでしょうが、欧米では結構このようなことが発生しています。船によって経験の差があり、スタテンダムの対応は優等生の部類ですが、今年プライド・オブ・ハワイでも発生しましたが、その対応はきわめてまずかったようです。カーニバルの対応はどうだったのか気になります。


日頃から私たちも危機管理に注意を払わないといけませんね。


藤原雄一郎のクルーズワールド


http://inox-tabi.com/cruise/cruisetop.htm




豪華客船の旅、クルーズファンのためのメルマガ


申し込みは


http://www.melma.com/backnumber_143773/


11月4日の土曜日に、ドイツ北部からモロッコに至る大規模の停電が発生しましたがその原因が建造中のNCLパールが原因だと言うのです。それはパールがドイツの造船所から北海の停泊位置まで移動する時に、一時的に380000ボルトの電力のスイッチ切断した時に発生しました。


なぜ運行に際して電源を切らなければならないかは説明が無いので私の能力では説明出来ません。誰か知っている人がいたら教えて下さい。掲示板で結構です。ついでに掲示板がにぎわっていますので、見て下さい。


http://www3.ezbbs.net/33/fujiwara/


話が横道にそれました。


本来、一時的な電源カットは問題ないはずでした。ところが送電線の弱いところがドミノ倒しのように出現し、大停電となりました。停電により電車は止まり、エレベータに缶詰となり、約1000万人の人が影響を受けました。


当局は「今まで一時的な電源停止で何の問題も発生しなかった。どうして今回大停電になったのか現状では良く理解できない」とお手上げ状態です。


問題のパールには全く問題がありませんでした。停電は船会社のNCLには全く責任はありません。造船所と当局の問題です。だのにパールのために停電と言われてはNCLもたまったものではありませんね。珍しいニュースなのでお知らせしました。


別件ですがぱしふぃっく・びいなすの完全紹介にアクセスが集中して嬉しいです。まだご覧になっていないならご覧ください。


http://inox-tabi.com/cruise/venus/venus05/index.htm




豪華客船の旅、クルーズファンのためのメルマガ


申し込みは


http://www.melma.com/backnumber_143773/


10月始めにびいなすの壱岐・長崎・牛深(天草)クルーズへ行って来ました。膨大な写真から500枚を選定しHPを作成するのは手間と時間がかかりました。


今回はクルーズ初めての人を対象に、乗船から、船内設備、船内活動、寄港地など、くまなく網羅して、疑似乗船体験が可能なようにしました。このHPを見ていただければ国内クルーズなら不安なく乗船出来ます。


http://inox-tabi.com/cruise/venus/venus05/index.htm


「ぱしふっく・びいなすは気さくだ」と結構人気があります。最近開設したばかりの掲示板に積極的な書き込みがあり、喜んでいます。皆さんの率直な意見が出ていて参考になります。覗いてください。


http://www3.ezbbs.net/33/fujiwara/


私は「当たりはずれのびいなす」と言っていますが、参考までに次の記事を見てください。


http://inox-tabi.com/fuji/modules/xfsection/article.php?articleid=12


http://inox-tabi.com/fuji/modules/xfsection/article.php?articleid=25


また人気投票も御願いします。


http://inox-tabi.com/fuji/


にっぽん丸とぱしびの予約状況ですが、関東地区のクリスマスや年末年始は満杯のようですが、関西地区はゆうゆうのようです。にっぽん丸の四国や広島なども苦戦ではないでしょうか。


申し込みはこちらからどうぞ!


にっぽん丸


http://inox-tabi.com/cruise/sch/nippon.htm


びいなす 廈門も大苦戦


http://inox-tabi.com/cruise/sch/venus.htm


http://www.pts-cruise.jp/tour/pacific_venus/asia_ku/?afs=INOUE


飛鳥


ひなまつり


http://www.pts-cruise.jp/tour/asuka/hina/?afs=INOUE


南西諸島区間クルーズ


http://www.pts-cruise.jp/tour/asuka/nansei_ku/?afs=INOUE




豪華客船の旅、クルーズファンのためのメルマガ


申し込みは


http://www.melma.com/backnumber_143773/


今年3月、スタープリンセスで火災がありました。当時の報告としては


「火災は午前3時10分に発生。船社側は直ちに乗客を緊急集合場所に避難させたが、1名が心機能停止を原因に死亡。煙によって2名が呼吸困難、9名が軽度の呼吸障害を起こし、医務室で治療を受けた。当時、同船には乗客2,690人と乗組員1,123が乗船していた。」とあります。


このほどイギリスの調査当局はその原因が恐らくタバコが原因だろうとの見解を出しました。


火災はバルコニーから発生しています。バルコニーには普通テーブルと椅子くらいしかありませんが、そこから火災が発生したとは信じられないことですが、プリンセスはバルコニーの材料を不燃性にする改造を数百万ドルを投じて火災直後から実施しています。そして乗客にバルコニーに衣料を残さないようにと指導しています。(タバコの吸い殻が放置された衣服に燃え移ったのでしょうか)


郵船が親会社のクリスタル・クルーズも同じ改造を行っています。またプリンセスでは乗船時の避難訓練でより幅広い注意を乗客に喚起することに方針を変えました。またベランダだけでなくカーペットなどを不燃性のものに順次取り替えつつあります。また火災感知器と防火装置をベランダに設置することも行っています。


同時に火災発生時のクルーがとるべき防災訓練も徹底し、火災の再発防止には最善の取り組みを行ったとプリンセスでは宣言しています。ほかのクルーズラインではどうなんでしょうか?気になるところではります。クルーズ船ともあろうものが可燃性の材料を使用しているとは新たな驚きです。


火災の起こりそうにないベランダでタバコの吸い殻が放置された衣服に燃え移り、悲惨な事故を招いたのは、案外盲点であったのかも知れません。テロの横行する現在、安全が売り物であるクルーズでの火災事故は許されるはずもありませんが、乗客もタバコの始末には気をつけるべきだと思います。


リンク

ウェブページ

記事一覧