2006年12月アーカイブ



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神戸港から二泊三日のクリスマスクルーズに参加しました。私たち夫婦が始めてクルーズに参加したのが、三年前のにっぽん丸クリスマスクルーズでしたので、大変に期待していましたが、今回のにっぽん丸は最初からおかしかったのです。


今回は年老いた母親の「親孝行クルーズ」で歩行困難な母親に車いすを借りて上下船するようにあらかじめ頼んでいたのに、情報が伝わっていないのか、準備されていませんでした。そして沢山ある荷物もチェックインがなく、自分で持ち込むのです。さすがに車椅子でそこまで出来ないので、クルーに頼みました。


またびいなすの場合、下船になるとキャビンまで車椅子を持ってきてくれて手伝いしてくれるのに、今回のにっぽん丸は受付に車椅子


をとりにいっても、車椅子での下船手配が出来ていませんでした。とにかく情報がキチンと伝わっていないのです。依頼しなおすと一生懸命やってくれました。しかし一体「にっぽん丸はどうなったのだろううか」と思いました。(飛鳥でもびいなすでもキチンとしていました。こんなことははじめてです。)


午後乗船でしたので、「食のにっぽん丸」の最初の夕食がこのクルーズとして、始めての食事です。洋食でしたが、その味のまずいこと!!ガーンと頭を打ちのめされた気分でした。念のため他の乗客にも確認しましたが「これでは食のにっぽん丸がなきますね」との意見が大多数でした。もちろん翌日は名誉挽回してくれましたが・・・


口の悪い弟は「クリスマスのメインディナーを美味しいと思わせるために昨日はわざと引き立て役に不味い夕食を出したのだろう」とからかわれたくらいです。3年前の初めてのにっぽん丸では最初の食事が昼食で「なんと美味しい」といっぺんにファンになったものですから、今回は美しい思い出を壊された気分になりました。


また二年前の飛鳥では乗船したとたんに、大きなクリスマス・デコレーションのお出迎えに目を奪われましたが、にっぽん丸では小ぶりのクルズマスツリーが要所要所に配置されているだけでした。それはそれでクリスマスの雰囲気が出ていて「大人のクリスマス」なんだろうとは思いましたが、少し物足りませんでした。


私の掲示板に出ていた「クルーのよそよそしさ」はありませんし、対応は良いのですが、初日の悪い印象を拭い去るには時間がかかりました。またショウーもそれなりに工夫されてはいましたが、三流のマジシャンを入れたために、ショウ全体の雰囲気がマイナスイメージに引きずりこまれそうでした。「あたりなずれびいなす」と同じく「にっぽん丸のはずれ」に今回遭遇したのでしょうか?


無寄航クルーズでしたので、船内でのイベントは数多くあり、忙しいくらいで、ダンスにも多くの人が集まり、盛会でした。ダンシングパートナも何名かいましたので、女性は満足だったと思います。また今までのクルーズで知り合った楽しい仲間と話がはずみ、年老いた母は大満足でした。全般的には楽しかったのですが、今回ばかりは「にっぽん丸どうしたのかな」と思いました。期待過剰だったのでしょうか?


明日から同じにっぽん丸でグアム・サイパンに出かけます。「クルーズでの年越し模様」をたっぷりと報告させて貰おうと思っています。そのようなわけでメルマガもニュースも当分お休みです。皆さん良いお年を!!そして来年もよろしくお願いします!


藤原雄一郎のクルーズワールド


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日本の船ではアルコールの持ち込みに特に制限を設けていません。しかし持ち込んだアルコールは自分の部屋で飲むのが原則です。しかし外国船の多くは持ち込みすら許されていません。アルコールについては各クルーズラインで微妙に違いますので、個々のクルーズラインについて説明します。


カーニバル:持込厳禁でもし持ち込んだら没収されます。しかしワインやシャンペンは持ち込み可能ですが、使用はレストランに限られ、10ドルの持ち込み料金を徴収されます。缶ビールのお値段は4.5ドル程度(チップ加算要あり)


セレブリティ:持込は禁止です。ワインの持ち込みに対しては持ち込み料金として15ドル徴収されます。但し購入先指定です。免税店で購入したアルコールは下船寸前に渡されます。


コスタ:持込厳禁で発見されると没収です。ワインやシャンペンは持ち込み料金として10ドル徴収されます。缶ビールは3.5ドル程度(チップ加算要あり)。


クリスタル:親会社が日本ですので、持ち込みは可能ですが、部屋での飲用に限定されます。ワインやシャンペンは持ち込み料金として15ドル徴収されます。缶ビールは4ドル程度(チップ加算要あり)。


キュナード:持込禁止。ワインやシャンペンは一本に限り持込可能です。レストランで飲用する場合は持ち込み料金として10ドル徴収されます。寄港地で購入したアルコールは没収ではなく、下船まで船で保管してくれます。


ホーランド・アメリカ:持込禁止。寄港地で購入したアルコールは没収ではなく、下船まで船で保管してくれます。ワインやシャンペンは持ち込み料金として10ドル徴収されます。


NCL:持込禁止。寄港地で購入したアルコールは没収ではなく、下船まで船で保管してくれます。ワインやシャンペンはNCLワインリスト掲載のものだけ持ち込み可能で持ち込み料金として15ドル徴収されます。


プリンセス:持込禁止。寄港地で購入したアルコールは没収ではなく、下船まで船で保管してくれます。ワインやシャンペンは持ち込み料金として10ドル徴収されます。缶ビールは3.5ドル程度(チップ加算要あり)。


ロイヤルカリビアン:持込禁止。ワインやシャンペンも持ち込み禁止です。缶ビールは3ドル程度(チップ加算要あり)。


以上述べたように、原則持込禁止でカーニバル系統のように厳しいところは没収されます。また免税店で購入したアルコールは下船直前に手渡されるようです。またクルーズラインによってはソフトドリンクも持ち込み禁止の場合があります。このようにアルコールやソフトドリンクはクルーズの収益源になっているようです。


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クルーズでのノロウイルス発症ばかりがクルーズアップされていますが、クルーズでの発症はごくわずかで、圧倒的に陸上での発症が数の上では多いのです。クルーズ人口1000万人のアメリカで、陸上での発症件数は年間2300万件といわれています。ですからクルーズより陸上のほうがはるかに感染の危険性が多いのです。


陸上では老人ホームや、病院、レストランにホテルなど狭い場所に人が集中する場所で感染が広がります。むしろクルーズの方が対処法を良く知っていて中小のホテルよりよほど安全です。


次にノロに関する質疑で理解を深めてください。


1.ノロウイルスとはどのようなものでどのようにして感染するのですか?


ノロウイルスはウイルスの一種で、胃腸に病気をもたらすものです。必ずしも食中毒で発生するものでもありません。ノロウイルスは食品、水などに含まれ、空中感染までするのでやっかいです。感染は人と人との接触が一番多く、感染者の触れたものに触ることがあらたなる感染を招きます。


2.症状はどうなの?


激しく嘔吐と下痢を繰り返します。症状はひどいものです。


3.感染の防止方法は?


感染者の徹底的な消毒と、感染者の隔離が必要です。手洗いやウガイの徹底が感染からまぬがれる方法です。とにかく人の触れたものに触れないことです。


4.クルーズでノロに感染したらどうすれば良いの?


まっさきに船医の所に行くことです。そして船医の指示に従って安静にすることです。大部分の船は船医にかかる費用は無料にしてくれますし、スタテンダムなどの実例では船医や看護士がキャビンまで来てくれます。ただ英語での対応になりますが・・・


5.どのくらいで回復するの?


1?3日で回復します。良い衛生状態では24?48時間で回復します。しかし回復して2週間は人に対して感染させる恐れがあるといいます。


6.クルーズではノロ発生したらどうするの


船側で真っ先にすることは情報公開でしょう。クルーズ船でノロが発症していることをいち早く乗客に知らせ適切なる処置をとらせることです。私が経験したスタテンダムでは次のような方策がとられました。


●徹底的な消毒と船内いたるところに消毒液が設置された。


●ブッフェでは食べ物に一切手をふれることは出来ず、クルーが配膳した。飲み物も一切手をふれさせないで、クルーから受け取る。


●図書館では本にさわることが出来ない。必要な本を要求すればクルーが手渡す。


●人が手を触れる可能性があるところは四六時中クルーが消毒をする。


とにかく人と人との接触は間接接触も含め徹底的に排除する対策がとられていました。経験あるクルーズラインは適切な処置をとるのだと感心しました。


今までのノロ情報


http://inox-tabi.com/fuji/modules/xfsection/article.php?articleid=37


http://inox-tabi.com/fuji/modules/xfsection/article.php?articleid=54


http://inox-tabi.com/fuji/modules/xfsection/article.php?articleid=56


http://inox-tabi.com/fuji/modules/xfsection/article.php?articleid=61


http://inox-tabi.com/fuji/modules/xfsection/article.php?articleid=65


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いつもニュースを紹介させて貰っているクルーズ・クリティックに面白い記事が出ていましたので見てください。


神話1:クルーズは新婚さんと人生の終わりが近づいた人たち長いたび 「newly wed and nearly dead」


とんでもない話ですね。皆さんのほうが良くご存知です。国内船は平均年齢70歳と年配者が多いですが、特に海外の船は若い人が多く、ファミリーに特に力を入れているカーニバルなど乗客層は多彩です。またクルーズの90%以上は7泊以下です。短い船旅を数多くの人々が楽しんでいます。何ヶ月ものクルーズをする人はごくまれです。この神話は完全に間違っています。


神話2:クルーズなんて所詮はみな同じ


まったくとんでもない誤解です。小型超高級船から、16万トンの船まで、各クルーズラインはそれこそ個性を出して、競っています。私の持論は「クルーズは文化そのもの」です。クルーズラインそれぞれに違った文化を持っています。気楽で明るいアメリカ系から伝統と歴史のヨーロッパ系など、本当にクルーズ・ラインをわたりあるく楽しさは私たちをワクワクさせます。この神話も断固間違っています。詳しくはこちらを


http://inox-tabi.com/fuji/modules/xfsection/article.php?articleid=3


神話3:クルーズとは大食漢なり


クルーズ・クリティックではこれは誤りで最近のクルーズはヘルシー志向で大食漢とはほど遠いと言っていますが、どうでしょうか?私の乗ったプライド・オブ・アロハではお相撲さんのような巨体の人が多く、その食欲は半端なものではありませんでした。ところがクリスタルのような高級船になると、お相撲さん級はほとんどいませんでした。スリムな日本人でも、いつでも食事が提供されるクルーズと食事の量の多さで、太る人が多いようです。その意味でこの神話は正しいと思います。


神話4:クルーズとはラスベガスやバハマの洋上版にすぎない


クルーズ・クリティックではイエスでありノーでもあると回答しています。確かにラスベガスの洋上版かといわれるとそのような気がしますし、一方では少し違うなとも思います。それほど船によって内容に差があって、多彩な選択肢がクルーズにはあります。


神話5:クルーズでは一銭も使わなくとも全て費用に含まれている


これは明らかに間違いです。超高級船のシルバーシー以外は、何かしら有料のものがあります。大衆船ではチップに飲み物他有料のものが結構ありますので、別予算を組んでいる必要があります。詳しくはこちらで。


http://inox-tabi.com/fuji/modules/xfsection/article.php?articleid=64


しかし年間1000万人がクルーズを楽しむクルーズ大国アメリカでこのような神話があるとすれば驚きです。クルーズは誤解との戦いですね。


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今、日本でもノロウイルスが猛烈な勢いで流行しています。今年の冬は、日本の船でもノロ騒動が起こるのではないかと心配しています。何度も言いますがノロに感染してもパニックにならず、冷静に行動することです。ノロは症状には激しいものがありますが、何もせずとも2,3日で回復しますし、日ごろから手洗いとうがいに気を配ることが大切です。


命にかかわるのは高齢者と幼児だけです。ノロで危険な高齢者はクルーズを楽しむほど元気ではありませんから、クルーズを楽しむ人はノロで2,3日損をしたと考えるくらいの余裕が必要です。


さて外国船ではカーニバル・リバティに続いて、フリーダム・オブ・ザ・シーズで乗客の9%もの感染者を出したことはすでに述べました。乗客が下船した後、徹底的なクリーニングを実施して、解決したと思っていました。


しかし後続のクルーズでまたもやノロが発症しました。今度は感染率2%程度ですが、消毒が完全でなかったのでしょう。そこでその次のクルーズは七泊が五泊に短縮されました。二日間かけて消毒に努めるためです。


乗客は短縮クルーズをキャンセルする権利が付与され、今後一年間ロイヤルカリビアンの次のクルーズの料金を25%割り引きする特典を与えられます。そして短縮クルーズを了承した乗客にはクルーズ代金の50%の払い戻しと、今後一年間に予約する次のクルーズは半額となります。


また二日間乗船が遅れるわけですから、地元の乗客を除き、地上で発生するコストを補うため、250ドルのオンボード・クレジットが与えられます。この250ドルのオンボード・クレジットは船上でしか使えません。チップや飲み物の費用に充当するわけです。


外国船に乗る場合本当にいろいろと不測の事例が発生します。自分で自由に行動できない人は信頼できる添乗員つきのツアーを選ぶことが肝要です。しかしチャレンジ精神旺盛な人は「艱難汝を玉にする」のたとえのとおり、苦労の経験が多いほど、旅を楽しむ力が出てきます。あなたはどっちですか?


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外国船でクルーズ料金以外にどれだけの費用がかかるか、気になるところです。食事からショウなど全てクルーズ費用に入っていると勘違いしている人もいます。そこでその隠れた費用について説明します。


1.港湾使用料金と燃料サーチャージは別料金として加算されることが多いです。最近は港湾使用料金はクルーズ代金に含まれた表示をしりことが多いのですが、日本の旅行社のツアーでは別表示のことがあります。日本船ではこのようなことはありません。


2.チップ


たいていの船は一日あたり10ドルのチップを支払う必要があります。いちいち支払う必要はなく、部屋づけ一括なのでわずらわしさはありませんが、追加費用であることは間違いありません。日本船ではチップは一切不要です。アルコールやソフトドリンクの場合は自動的に15%のチップが加算されることが多いです。


3.飲み物


コーヒやティーに朝のジュースなどは無料ですが、プレミアムコーヒは有料の場合もあります。そのほかアルコールは当然有料でソフトドリンクも缶入りは全て有料です。そのお値段はアルコールで3.5ドル?8ドル程度に15%のチップが加算されます。ビール缶は大体4ドル程度です。ソフトドリンクは1.5ドル?2ドル程度です。日本の船でもアルコールは有料です。日本船が海外に出るとアルコールは無税になりますので安くなります。


船によっては「本日のスペッシャル」がありお徳です。アルコールは大抵の船は持ち込み禁止です。船の出入りの時に厳しくチェックされます。酒代はクルーズの重要な収益源なのでしょうか。その点日本の船はお酒の持ち込みは自由ですが、キャビンでの飲用に限ります。


4.洗濯


通常Tシャツで2.5ドル?3.5ドル程度です。セルフ・ランドリイでも2ドル?3ドルかかります。日本船なら無料のセルフランドリイがあるのですが・・・


5.ショッピング


日本船に比較すると大規模なショッピングが船内で楽しめます。価格もそれほど高くありませんので、存分に楽しんでください。


6.スパ


マッサージで90ドル?110ドル程度です。日にちや時間帯で割引もありますので、船内新聞を熟読しましょう。


7.陸上ツアー


最大の出費は陸上ツアーです。事前申し込みも可能ですが、船内で自由に予約できます。しかしいづれのツアーも割高です。これも収益源なのでしょうか。現地で下船すれば格安ツアーがありますが、日本人では少し勇気がいりますね。船のツアーなら船も問題が発生したとき、支援してくれますが、下船後、自分で頼んだツアーは自己責任です。金額が大きいだけに迷うところです。


日本船の場合は事前申し込みが必要です。船内では空席があれば申し込めますが外国船ほどフレキシブルではありません。


このくらいが余分にかかる費用でしょう。予算を組むときに配慮ください。




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まずノロウイルスとは何かから説明しましょう。


ノロウイルス感染症は激しい腹痛や下痢、嘔吐を繰り返します。そして何もしなくても2,3日立てば回復します。症状の激しい割には快癒するとケロリとしています。アメリカでは毎年2300万ケースの発生があり、クルーズではその1%以下の発生があるそうです。


日本でもノロウイルスは発症していますが、幼児やご老人の場合は深刻なケースもあるそうです。幸いまだ日本の船には発症していませんが欧米の船では良く発症しており、私自身、今年の春スタテンダムで経験しました。(感染はしていません)


ついこの間、カーニバル・リバティで同社としては最大規模の発症があったばかりというのに、今度は華々しくデビューした世界最大フリーダム・オブ・ザ・シーズにノロウイルス発症がありました。事実は次のとおりです。


去る11月26日から12月3日までのサンクスギビング・クルーズで乗客3,832人のうち338人(9%)、クルーは1,402名のうち43人が発症しました。患者は市販薬の投与で回復に向かったそうです。


船によって対応はまちまちですが、今回は感染していない乗客に対する情報公開が不十分であったようです。消毒は徹底的にしたようですが、一般乗客に情報を公開し、乗客の協力を得ることがとても大切なことです。その証拠に一般乗客とクルーの発症率に大差があります。


フリーダム・オブ・ザ・シーズはまだ新造船で対応になれていないのでしょうか?その点今年乗船したスタテンダムは対策が徹底していました。その意味では古い船の法がサービスでも危機管理でもなれていて安心ですね。


ノロウイルスは日本でも日常生活での感染の恐れがあります。感染防止のためには徹底した手洗いと手の消毒が必須です。老人ホームや病院など閉鎖空間では一人が発症すればたちまち感染が広がります。十分に注意する必要がありますね。


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