2007年2月アーカイブ



豪華客船の旅、クルーズファンのためのメルマガ


申し込みは


http://www.melma.com/backnumber_143773/


カーニバル・リバティの乗客が暴漢に襲われる


通常の陸上旅行に比較してクルーズは安全だと思います。船のセキュリティは航空機並みですから、ホテルが航空機並みに守られていると考えてよいのがクルーズでしょう。しかし昨年シーボーンがソマリア沖で海賊に襲われバズーカ砲を打ち込まれましたが、特別な装置で海賊を追い払い、ことなきを得ました。


また日本の船でも寄港地の治安や安全が脅かされる事態が生じたら躊躇無く寄港地を変更します。シーボーンも即座に寄港地変更の処置をとっています。海賊で有名なマラッカ海峡で活躍するバーゴはいままで海賊に襲われたということを聞いたことがありません。バーゴにも海賊対策の放水銃などが備えられています。


さて安全なはずのクルーズにも問題が発生します。船の中は安全ですが、外に出たときが危険です。このほど世界最大のクルーズ会社カーニバルのカーニバルリバティの乗客がコスタリカのLimonでツアー中の十数人の乗客が、三人組に襲われました。一人は銃を持ち二人はナイフを所持していました。


ところが乗客の中の70歳のもと海兵隊の人が銃を持った強盗と取っ組み合いをして、ヘッドロック(頭突き)で暴漢の首の骨を折り、暴漢たちは退散しました。ヘッドロックを受けた暴漢はツアーバスで病院に搬送されましたが、結局死亡したそうです。アメリカは凄いですね。


この元海兵隊の乗客は警察による事情聴取をうけましたが、正当防衛ということで即座に船に戻り、船はほぼ予定通り帰港しました。カーニバルでは直ちに全船のLimonへの寄港を取りやめる措置をとりました。


Limonはきわめて穏やかで、楽しい町なのに一部の心無い人々のせいで危険な港との烙印を押されました。しかし危険なのはLimonだけでなく、パナマやジャマイカそれにマイアミが最も危険だとアメリカでは考えられています。暴漢は無防備な単独行動の乗客を襲います。従って外国での陸上単独行動はよほど警戒しないといけないと思います。


日本人は特に安全に対しては無防備です。このような危険な目にあうのは陸上のツアーも同じです。ただクルーズの場合、船の中では安全だということです。一時ニューヨークのホテルでピストルを突きつけられたという話もありました。日本の船の場合は安全な港を選んでいるようですが、くれぐれも用心は必要です。女性の単独行動などは厳に慎まなくてはいけないと思います。


藤原雄一郎のクルーズワールド


http://inox-tabi.com/cruise/cruisetop.htm




豪華客船の旅、クルーズファンのためのメルマガ


申し込みは


http://www.melma.com/backnumber_143773/


クルーズとパック旅行の違い


メルマガの新しい読者が増えましたので、ここは少し基本に戻って書いてみたいと思います。


まずクルーズの定義ですが、「船で宿泊し、船の中で楽しむことだ」と定義されています。つまり「船で目的地に行く」ではなくて「船へ遊びに行く」と考えてください。ですから東京湾や神戸での宿泊をともなわない「クルーズ」は厳密にはクルーズではなく遊覧船です。またフェリーでの旅をクルーズという人もいますが、フェリーはあくまでも輸送手段ですからクルーズには当てはまらないのです。ここが一般のパック旅行と大いに異なるところです。


しかしそのような堅苦しい話は別として、クルーズの素晴らしさは潮風に吹かれて、船の中で思う存分楽しむことが出来ることです。早朝のお茶に、朝食、午前のお茶、昼食、午後のお茶、夕食に夜食、夕食の後にはショウがあり、ダンスタイムでダンスを思う存分楽しむ。これらが全て費用に含まれているのがクルーズです。


また船がホテルですから、寄港地が寝ている間にやってきて、重い荷物にわずらわされることなく、身軽な格好で名所旧跡をめぐることができます。一度経験したらその快適さから逃れることが出来なくなります。


クルーズの素晴らしさの内容については次のURLをご覧ください。


http://inox-tabi.com/cruise/base/teigi.htm


また実際のクルーズについては豊富な写真で仮想乗船体験をしてみてください。


http://inox-tabi.com/cruise/pts/ind01.htm


日本の船は飛鳥、にっぽん丸、ぱしふぃっくびいなすの三隻です。基本的に雰囲気は同じですが、それぞれにこだわりがあります。私の独断と偏見で三隻を比較していますので、見てください。


http://inox-tabi.com/cruise/base/japan002.html


日本のクルーズ人口は僅かに15万人ですが、世界では1千2百万人の人がクルーズを楽しんでいます。外国の船では多様な選択が可能です。テーマパークのような船や「洋上の社交界」のような船もあります。しかし日本の船とは多少流儀が異なります。「日本船と外国船の違い」の説明を見てください。


http://inox-tabi.com/cruise/base/hikaku.htm


外国船で例えば世界最大15万トンのフリーダム・オブ・ザ・シーズは乗客定員4,400人、乗組員1,400人、合計5,800人が乗っていますから、小さな都市そのものです。そして船全体がテーマパークのように楽しみが一杯で大人気です。


外国船はそれぞれに個性があります。詳細は次を見てください。


http://inox-tabi.com/fuji/modules/xfsection/article.php?articleid=3


それぞれのページを見ていただくと、もう結構なクルーズ通になります。何はともあれ、一度クルーズに参加してみてください。私のホームページからでも予約は出来ます。


http://inox-tabi.com/cruise/cruisetop.htm


どうでしょう。クルーズとパック旅行の違いを理解して頂けたと思います。




豪華客船の旅、クルーズファンのためのメルマガ


申し込みは


http://www.melma.com/backnumber_143773/


価格は正直


日本のクルーズ人口15万人に対して国内旅行は年間1億6千万人、海外旅行1千6百万人です。陸上ツアーで人気の某旅行社の格安沖縄ツアーに「物は試し」と参加してみました。国内外を問わず、旅行社のツアーに参加したのはこれが始めてです。(通常は航空券、ホテルはバラ買いをしていました)


神戸空港から那覇まで正規運賃が5万4千円もするのに、ツアー代金僅か3万7千円 それでいて航空券、添乗員、全ての食事、ホテル代、観光込みです。確かに格安です。


安値の秘密は神戸発は午後便でJAL、那覇発は午前便でANAですから二泊三日は実質は二泊一日になりますが、利用者の少ない便の航空運賃の大幅安値引き出しに成功しています。ホテルと食事は「問題外の外」で論評する気にもなりません。特に食事はまずいことおびただしい!!価格は正直ですから、価格相当の旅で特段のサプライズは無いということがよく理解できました。


添乗員は沖縄現地対応ですが、添乗員とバスガイドは素晴らしかったです。そして観光地はツアー料金が高値であれ、安値であれ、変わらず魅力的ですから駆け足の名所旧跡めぐりは結構楽しかったです。この会社のツアーは国内外を問わず大人気で素晴らしい集客力を持っています。数にものを言わせた絶大なる交渉力で安値引き出しが出来て、好循環になっているのでしょう。若い人も多く、皆さん満足しておられたようです。


この会社のツアーは「名所旧跡をかなりの強行軍でまわる」のが売り物ですから、旅行の質よりも名所旧跡の魅力を前面に打ち出して成功しているのだということが「いやというほど」理解できました。利用者の心理をたくみに掴んだ企画だと思いました。


この旅行社のように膨大な数の旅行者を背景にコスト低減は可能だと思いますが、コスト低減にも限度があります。大きな目で見ればクルーズの世界とは全く別物で、クルーズと同じ質を求める旅行となれば、価格はクルーズ並みになってしまいます。結局のところ価格は価格であるということがわかります。


日本のクルーズの価格は三隻ともほぼ同じレベルですが、外国の船は選択肢が豊富で価格にも大きなばらつきがあります。超高級船であるシリバーシーのお客様がカーニバル・リバティに始めて乗船し、クレームがつけたそうですが、価格が4倍も違う船を比較してもナンセンスというものです。


同じ15万トンの船でもフリーダム・オブ・ザ・シーズは乗客数4,320名、乗員数1,360名に対しクイーンメリー2は乗客数2,620名、乗員数1,253名です。サービスの質は歴然としていますが、やはり価格は正直ですから、それなりの対価を支払わなければなりません。


同じ旅行社でクリスタルの愛好者がたまたまダイヤモンドプリンセスに乗船し、旅行社自体の対応がクリスタルと異なるとクレームする場合がありますが、価格競争のスタンダード船であるダイヤモンドと富裕層対象のクリスタルを同列のあつかいにしたら薄利多売の旅行社は倒産してしまいます。


外国船の場合は特に「価格は正直、値段相応」ということをキッチリ頭に叩き込んでおく必要があります。またスタンダード船は規模により経済効果が格段に違いますので、同じ価格帯でも11万トンクラスの新鋭船と古い3万トンクラスの船ではかなり違います。また競争状況によっても価格は異なりますので、注意が必要です。


その意味ではカリブ海はとてもお得だと思います。ですからアメリカ人はカリブ海に殺到するのでしょう。今回の沖縄格安ツアーでしみじみと「価格は正直」だと思いました。


藤原雄一郎のクルーズワールド


http://inox-tabi.com/cruise/cruisetop.htm




豪華客船の旅、クルーズファンのためのメルマガ


申し込みは


http://www.melma.com/backnumber_143773/


港から歩いて楽しめる観光地


クルーズの費用で船会社が発表している費用より、予算がオーバする費用の第一は陸上でのツアー費用ではないでしょうか。日本の寄港地の場合、半日観光で一人5000円程度ですし、外国の場合は半日観光で50ドルでこれが最低価格です。少し魅力のあるツアーでは1万円や100ドルになり、二人での費用は馬鹿になりません。


ところが港近くに観光地がある場合、もしくは港から公共交通機関である市電やバスがある場合は寄港地観光の費用が少なくてすみます。クルーズを選ぶとき、この点も考慮する必要があると思います。


その典型が長崎の「松が枝」の港ではないかと思います。すぐ目の前に大浦天主堂やグラバー邸がありますし、歩いて楽しい「港から出島までの散策」は私の好みです。また港の目の前に市電が通っていますから、「るるぶ」や「まっぷる」を片手に存分に、しかも安価に観光が出来ると思います。


私の掲示板で「港談義」が盛り上がり、私の住んでいる神戸の港についてホームページを作成すると約束しましたが、その前に「港 長崎」をまとめました。見てください。


http://inox-tabi.com/cruise/port/nagasaki/index.html


私の少ない経験ではありますが、港から歩いて楽しめる寄港地とツアーでないと駄目な寄港地について若干補足します。


港近くに観光地がある寄港地


●香港  港が市街地のど真ん中にあり、地下鉄も発達していますので、とても良い寄港地だと思います。港のすぐ近くに広大なショッピングセンターもありますし、スターフェリーで香港島にもすぐ行けます。最高のロケーションの寄港地です。


●アラスカ アラスカの寄港地は大体が港から歩いてゆけるところに沢山の見所があります。写真を見てください。


http://inox-tabi.com/cruise/alaska/index.htm


●メキシカンリビエラ カボサンルーカスはテンダーボートで上陸すると近くに町並みがあります。またツアーもメキシカンリビエラは多少安い傾向があります。


http://inox-tabi.com/cruise/mexico/index.htm


あまりクルーズで立ち寄ることがありませんが、私が30年住んでいた広島や5年間住んでいた下関も港の所在地は交通至便で自由に行動できるところにあります。


港には何もない寄港地


人気の屋久島は港には何もありません。タクシーでないと自由に動けません。また壱岐もそうです。


http://inox-tabi.com/cruise/venus/venus004/yakus.htm


外国ではバーゴの寄港地であるペナンやプーケットは港に何もありません。ツアーを利用しないと船ですごすだけとなります。これと全く同じ状況がハワイの4島めぐりです。


バーゴやプライド・オブ・アメリカ/ハワイ/アロハの場合は結構寄港地観光にお金がかかることを知っておく必要があります。


中国の上海、天津、大連なども港には何もありません。免税店までバスが出ますが、結構高い値段がします。タクシーのほうが安いのですが、言葉の関係もあり、なかなか利用する気になりません。船のくれた港の番地が間違っていて、乗船に遅れた事例も実際に目にしました。ですからツアー参加か免税店までバスで行き散策するのが無難です。


無数にある寄港地について網羅することは不可能ですが、今後は寄港地の写真も充実させてゆこうかと思っています。


藤原雄一郎のクルーズワールド


http://inox-tabi.com/cruise/cruisetop.htm




豪華客船の旅、クルーズファンのためのメルマガ


申し込みは


http://www.melma.com/backnumber_143773/


クルーズと健康


私事で恐縮ですが、昨年6月入院し闘病生活を続けました。10月に回復の度合いをはかるべく、びいなすの壱岐・長崎・牛深クルーズに恐る恐る参加しました。結果はクルーズでむしろ元気を貰った感じで、とても癒されたのです。


そしてクルーズが終了して、500枚の写真からなる、「びいなすの徹底紹介」のホームページを一気に完成させました。どこから元気が出てくるのだろうと思いました。


また歩行困難な90歳近くの私の母はクルーズに参加するととたんに元気になります。そのいきさつは「クルーズで親孝行」で述べています。


http://inox-tabi.com/cruise/kiji/toshiko.html


良く「クルーズで健康増進」は医学的にも根拠があるという話を聞きます。読者の女医さんが次のようなご意見をお持ちでした。


臨床的にみて、


●やっぱり紫外線を適度に浴びる事が出来るのが一番!


●船の中と言っても実はかなりの「歩数」を歩いている。万歩計を付けてみたらかなり凄い事に。だから適度なウォーキングをしている事になる。


●食事やイベントの時間が決まっているので、実は飛行機で移動する旅行よりずっと規則正しい生活をしている。


●エクスカーションも午前、午後、夕刻からにと、分かれている物が多いのでご年配の方にも、見たい、行きたい、でもお食事を挿めるので、疲れにくい。


●船内では水分摂取を出来る場所が多いの循環動態をキープし易い。


とのご意見を頂きました。またこの女医さんは外国の船のクルーズに参加して、血液検査をしたところ中性脂肪がかなり上昇していたそうです。ところが日本船のふじ丸でのクルーズでは中性脂肪はクルーズ前と同じであったそうです。


日本船の感想として


「コスタ・メディタラニア、セブンシーズボイジャー、プライドオブアメリカに乗船致しましたが、それを考えても非常に実り有る国内クルーズでした。お食事が美味しい。旅の楽しみの一つは、いえ、かなりの楽しみを占めるのがお食事だと思います。お腹に優しい、ご高齢の方までお食事をする事をちゃんと考えているメニューだと思いました。和食の時はもちろんですが、フレンチの時もちゃんとクリーム類、油脂類のカロリーも考えているのだろうな、という心遣いが感じられる内容でした。」


10月以降、にっぽん丸のクリスマスにニューイヤーと国内クルーズを体験して、ますます癒されましたので、日本船でのクルーズは健康に良いと実感しました。入院から8ヶ月経過し、健康も回復したことでもあり、そろそろ外国船のクルーズを解禁にしたいなと思っています。


藤原雄一郎のクルーズワールド


http://inox-tabi.com/cruise/cruisetop.htm




豪華客船の旅、クルーズファンのためのメルマガ


申し込みは


http://www.melma.com/backnumber_143773/


ノロウイルスとクルーズについて 総括


昨年末、日本でもノロウイルスが猛威をふるい、おおきな話題になりました。その一方でカーニバル・リバティや世界最大の船、フリーダム・オブ・ザ・シーズでのノロの発生が話題になったと思ったら、今年に入って、クイーンエリザベス2で、16%の乗客がノロウイルスに感染しました。冬が去ればノロの脅威から開放されますが、私は昨年4月末の香港?大阪のスタテンダムでノロ騒動にまきこまれましたから油断はなりません。


ノロウイルスに感染すると激しい嘔吐と下痢に悩まされますが1?3日で快癒し、元気を回復します。よく食中毒と間違われますが、閉鎖空間にノロに感染した人が入ってくると、接触や空気感染で、恐ろしい勢いで感染します。潜伏期間は12時間程度です。ですから一番の早道は患者を隔離することです。


クルーズばかり注目を浴びますが、アメリカでの統計では、レストランでの発症率が一番高く39%、次に保育所が30%で学校が12%です。そしてクルーズの場合10%程度と低いのです。それはクルーズでは今までの経験が生きて、的確な対策を取ることができるからだと思います。


クルーズにはアメリカの政府機関CDCが定めた基準があります。


青:通常の状態で、消毒液を人の手のふれる場所にそなえることです。レストランやブッフェの前には必ず消毒液がおいてあります。


黄:ノロの警告です。消毒液の中の塩素含有量が大幅にひきあげられ、全ての人に消毒が義務づけられます。


赤:ノロの感染への最大級の警告です。人の手の触れるところには最大限の消毒が施され、ブッフェではセルフサービスが中止されます。セルフサービスのコーヒなどの飲み物も係りの人から渡されます。


クルーズ各社ではこのようなCDCの基準より厳しい管理がなされることが多いのです。またアメリカ領海でのクルーズはノロが発生した場合、クルーズの終わった時点でCDCに対して報告しなければなりません。また次の週も感染者が増加するようですと、毎日、しかもアメリカの領海であるか否かにかかわらず報告をするように指導しています。


ノロが発症すると乗組員はただでさえ長い勤務時間がさらに長くなります。飲み水は塩素消毒と煮沸され、乗組員は船のトップから下まであらゆるところを消毒と清掃をします。同時に感染者は部屋の中に隔離されて一歩も外に出ることができません。


ノロの感染が長引くとCDCの係員が乗り込んでさらに厳しい対策が取られます。今年に入って発生したクイーン・エリザベス2がその例でした。またフリーダム・オブ・ザ・シーズの場合はノロが発生したクルーズの次のクルーズでもノロが発症したため、後続のクルーズはキャンセルとなりました。(二日間も船をカラにすればノロは発生しなくなります)


キュナードやプリンセスクルーズでは「ノロ専門の撲滅チーム」を持っています。このように信用を重んじるクルーズラインは万全の措置を取りますが、そうでないクルーズラインもあります。特に就航して間もない新造船は要注意です。プライド・オブ・アメリカにはじめてノロが発生した時の対応はお粗末でした。


外国の船はこのようにノロに対する経験も豊富で対策も慣れていますが、日本の船でノロ騒ぎは聞いたことがありません。今年の冬は大丈夫でしたが、もし発症したら準備は万端でしょうか?




藤原雄一郎のクルーズワールド


http://inox-tabi.com/cruise/cruisetop.htm




豪華客船の旅、クルーズファンのためのメルマガ


申し込みは


http://www.melma.com/backnumber_143773/


みなと談義


今、私の掲示板で「みなと談義」が盛り上がっています。色々と情報がやりとりされてとても楽しいです。


http://www3.ezbbs.net/33/fujiwara/


開設して四ヶ月にも満たないのに書き込みが400に迫る勢いです。色々と面白情報もありますので、一度訪問ください。


掲示板の書き込みで知ったのですが、横浜の大さん橋自体は殺風景ですが、その近隣は中華街や山下公園、赤レンガパークをはじめとして観光資源に恵まれています。また「みなとみらい」も楽しさ満載の素晴らしい場所です。前泊して、ホテルの選択が適切ならば、ホテル、大さん橋、観光地の間はタクシーを利用しても1000円でおつりのくる近さです。


また神戸の中突堤は公共交通機関はありませんが、三宮から元町、中華街をブラリ散策しながら歩いてゆくと楽しいところです。また中突堤の対岸にあるモザイクも一度は訪問してみる価値があります。みなと神戸も多くの観光資源の恵まれています。そのうちホームページで写真入りで「みなと神戸」を紹介をしたいと考えています。


日本船のクルーズはほとんどが横浜港発着で次に神戸港で、あとは名古屋港などごく少数です。したがって横浜、神戸市民以外の多くの人がどちらかの港を利用していることになります。これほど観光資源に恵まれた横浜、神戸をクルーズの寄港地として考えて、前泊をして楽しむのも良い考えだと思います。


また書き込みで知ったことですが、横浜港は駐車場が便利です。一泊千円で、クルーズの乗客のために駐車場が確保されているそうです。駐車場に車の列が並んでいても、別の入り口で乗船券を示せば早く入れるそうです。詳しくは掲示板を見てください。


私は神戸在住ですので、神戸の魅力的なところを良く調べようと思います。横浜は全く知らないので、次回は是非前泊して横浜の魅力を満喫したいと思っています。


大阪の天保山埠頭にはクルーズ経験は皆無ながら、クルーズ船の入港に実に詳しい船大好き人間がいたり、カメラで船を撮影したりする人が結構います。クルーズだけでなく「みなと」での楽しみ方も色々ありそうです。やはり海はいいですね。


藤原雄一郎のクルーズワールド


http://inox-tabi.com/cruise/cruisetop.htm




豪華客船の旅、クルーズファンのためのメルマガ


申し込みは


http://www.melma.com/backnumber_143773/


外国船 大きいことは良いことか


日本の船はびいなす、にっぽん丸が2万トンクラスの小型船です。そこへ本格的な外国仕様の飛鳥2(5万トンクラス)が登場し人気を博しています。ところが外国での大衆船は11万トンが主流でロイヤルカリビアン(RCI)が15万トンを続々と投入し、次はなんと22万トンの船(ジェネシス)を計画しています。


大きいことは良いことか?ここに面白いデータがあります。いつも紹介させて頂いているアメリカのクルーズクリティック社の読者アンケートの結果です。


ジェネシス(22万トン)について何と75%の人が良いアイデアではないと言っています。そして「ジェネシスに乗りたいですか」との設問に対しては65%の人が乗りたくないと回答しています。しかしジェネシスの建造に反対の75%の人のうち10%は良いアイデアではないが、一度は乗ってみたいと回答しています。


その大きな理由に、上下船の混乱を予想しています。「まさに悪夢だ」との表現まであります。確かに私自身、11万トン級の船で乗船、下船にさんざん待たされた経験を持っています。それが11万トンの倍となれば、まさに悪夢でしょう。港湾設備もこれほどまでの大型化には対応できないと思います。


また「このような大きな船はまるで都市のようだ。都市の喧騒を嫌ってクルーズでゆったりしたいのに、クルーズでも都市に遭遇するのはいやだ」との意見もあります。まことにごもっともではありませんか。またテロリストの格好の標的になるなど反対意見が多数紹介されています。


日本船のように小さいと、選択肢がきわめて絞られて、いつも行くところが決まってきます。その分、乗客同士のふれあいが多くてよいのですが、少し不満が残ります。私は5万トンクラスが一番クルーズに適していると思います。飛鳥2がその良い例です。人数がさほど多くなく、しかも選択肢が豊富で快適だと思います。


11万トンクラスになると、良い人に出会っても部屋番号を聞かないかぎり、クルーズ中会うことはほとんどありません。また7泊程度のクルーズでは迷子になってしまいます。


アンケートでも人とのふれあいが希薄になり、クルーズが機械的で味気のないものになるとの回答も多いようです。クルーズの三大要素である、「設備の豪華さ」、「サービスの充実」、「乗客同士のふれあい」のうち大切な「乗客同士のふれあい」の要素が失われてクルーズといえるか疑問だと私は思います。


高級船の代名詞みたいなキュナード社のクイーン・メリー2と今年の暮れにデビューするクイーン・ビクトリアは15万トンです。やはりクイーン・エリザベスに比較して、乗組員全員のレベルが揃っていないとの評判を良く聞きます。キュナードのような高級船の大型化には私としては大反対です。


ロイヤルカリビアンのように大型化すると、経済性も良く、多種多様で豪華な設備やエンターテイメントを提供できるのですが、本来のクルーズの良さが失われる気持ちがしてなりません。日本人は大きな船に魅力を感じるようですが、私は5万トンクラスがクルーズには最適だと思っています。皆さんはどうですか?


藤原雄一郎のクルーズワールド


http://inox-tabi.com/cruise/cruisetop.htm




豪華客船の旅、クルーズファンのためのメルマガ


申し込みは


http://www.melma.com/backnumber_143773/


南極クルーズで氷と衝突 船体傷つく


南極クルーズは一部の人に人気で、日本からもはるばる出かける人も結構いるようです。日本の旅行社が扱っている船ではありませんが、NCV(Norwegian Coastal Voyage)の 11,386トン,乗客 325人乗りの Nordkappが水面下にある氷と激突し、船体に損傷がありました。


乗客・乗員に怪我はなく無事でしたが、航海はその時点で取りやめ、丁度折りよく、姉妹船の Nordnorgeが近くを運行しており、乗客は全員テンダーボートで姉妹船に乗り移りました。


Nordkapp号は19日間の航海をほとんど終わる時点でこの事故に遭遇しました。この航海はチリのサンチアゴから南極を経てアルゼンチンのウッシュワイヤに上陸し、空路ブエノスアイレスまで飛ぶ行程でした。この事故のため残る南極クルーズ(あと3回)は全てキャンセルとなり、シーズン終了の措置をとる予定です。


このトラブルによりNCVは次の処置を乗客に対し行う予定です。


● 衝突した Nordkapp号の乗客には50%の払い戻し


● 乗客が乗り移った姉妹船 Nordnorge号の乗客には 100%の払い戻し


● 残りシーズンがキャンセルになる Nordkapp号の乗客に対しては航空券も含め全ての損害を補償し、将来のNCVの南極クルーズを30%割り引く


トラブル発生時の船会社の処置は随分とお金のかかるものですが、信用の問題ですのでやむを得ませんね。


さらに悪いことに、衝突での損傷により、油が流れ出した可能性があるようです。もしそうだとすればさらに深刻な問題となることでしょう。NCV関係者は漏れ出した可能性のある油は軽油であるので重油に比較すれば水中に拡散しやすく海水汚濁の被害は少ないと言っています。


いずれにせよ南極や北極クルーズには多少の危険がともなうものですね。ただ現在の技術ではタイタニックのようなことは発生しないと思いますが。 


藤原雄一郎のクルーズワールド


http://inox-tabi.com/cruise/cruisetop.htm




豪華客船の旅、クルーズファンのためのメルマガ


申し込みは


http://www.melma.com/backnumber_143773/


アメリカ人の好むクルーズエリアは


クルーズクリティック社の1400人による人気投票での結果は西カリブ海がトップで26.52%、次に東カリブ海22.32%、南カリブ海19.33%と続きます。結局カリブ海だけでなんと68%を占めています。カリブ海にはまだ行ったことがないのですが、そんなに魅力のあるところなんですね。


さらに地中海が10.89%、アラスカが10.67%で、この三地域だけで90%を占めています。世界のクルーズ人口、千二百万人のうちアメリカで千万人ですから、世界の三大クルーズスポットがカリブ海、地中海、アラスカであるのもうなづけます。


クルーズクリティック社自身が自社のホームページのヒット率やブログ、掲示板などの内容から調査した結果ではアジア2%、オーストラリア/ニュージランド2%、南米3.26%、ハワイ8%バルト海3.33%だと推定しています。このような地域はアメリカから見れば値段が高いのがネックで多くの人はエキゾチックなこのような地域でのクルーズに参加したい意欲が強いといっています。


ちょうど私が地中海やカリブ海クルーズに参加したいのに、長い時間航空機のエコノミーで移動するつらさと時差に二の足を踏んでいるのと同じ状況でしょう。


このように人気がカリブ海に集中していますので、最新鋭船はどうしてもカリブ海ということになります。また欧州では地中海がなんと言っても人気ですので、続々と新造船が投入されています。そんなわけで地中海とカリブ海はとても魅力があります。


時々アジアにやってくる船はいづれもかなり古い船です。コスタは3万トン級の船ですし、ホーランド・アメリカも新しい船とはいえません。そのような中で新鋭船のダイヤモンド/サファイヤが日本を始め、アジア・オセアニアに毎年やってくるので日本では人気です。寄港地の魅力もさることながら、船の中での楽しみもクルーズの大きな魅力です。ですから近場で新造船はとても魅力的です。


もちろん最高峰の船は世界一周を行いますので、アジアは必須寄港地ですので、やってくることが多いのですが、私にとっては高値の花です。もっとアジアに外国船がやってくると、その安値と豪華さで日本のクルーズ界にも大きな影響を及ぼすことと思います。そして若い人が気軽にクルーズに参加するようになって欲しいものです。


藤原雄一郎のクルーズワールド


http://inox-tabi.com/cruise/cruisetop.htm



リンク

ウェブページ

記事一覧