2007年8月アーカイブ



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竹村健一氏がクルーズでの観光立国を宣伝


竹村健一氏はクルーズファンで知られています。提携サイトであるPTSでの顧問?もしておられ、有名人として「クルーズの広告塔」になっています。その竹村健一氏がこのほど、リージェントでアラスカクルーズを終えられました。26日の「報道2001」で、番組の最後に、竹村健一氏は次のように語っていました。


「米ソ冷戦時代はソ連と近接するアラスカはとても大切な戦略上の拠点でした。そのためにアメリカ政府も予算を潤沢にアラスカに投入し、アラスカ経済は安泰でした。ところが冷戦が終結し、もはやアラスカは重要戦略拠点ではなくなったので、年々予算が削減され、アラスカ経済は疲弊したのです。この状況を救う救世主がクルーズでした。クルーズ振興により年間100万人以上の観光客が押しかけ、アラスカ経済は見事に立ち直ったのです。事実アラスカには多くの船が殺到しています。」


「さて日本はクルーズ船が三隻しかありません。アメリカのクルーズのメッカはアラスカとマイアミを拠点とするカリブ海です。ここにヒントがあります。北海道をアラスカに、沖縄をマイアミと見立ててクルーズ振興をすれば良いのです。世界中から日本のアラスカ北海道、日本のカリブ沖縄を大宣伝し、世界中からお客を集め、経済活性化をすればよろしい」


ざっとこのような内容でした。竹村健一氏のような著名人が内閣改造で関心の高い「報道2001」でこのようにクルーズ言及したことは、クルーズのとても良いPRになったのではと思います。


それにつけても日本の三隻体制は何とかならないものかと思います。この状態では日本のクルーズが飛躍的にのびることはとても難しいと思います。雑誌クルーズのW常務が日本のクルーズ振興のためにはアメリカで成功しているロイヤルカリビアンやカーニバルのような定置定点クルーズが必要だと言っています。とにかくクルーズの多様性が日本に必要だと思います。若者が気楽に乗船できる安価なクルーズがあるならばといつも思っています。


現在の三隻は現在の客層で日本クルーズの最上層におき、それを頂点にもっと安価で気軽なクルーズに加えて、ゴロ寝からロイヤルスイートまでのフェリーまで裾野を広げて、「船の旅を楽しむ」「船に遊びに行く」機会を多く設定すれば日本のクルーズ人口も増加し、その結果外国も日本に注目し、外国船の日本進出も可能になることでしょう。


世界でも有数の経済大国日本がクルーズの世界では歯牙にもかけられていません。経済発展の著しい中国にばかり目が行っています。コスタやロイヤルカリビアンの中国進出の結果が2?3年の間に出ると思います。私の予想では撤退の可能性も大いにあると思っています。その時に日本を組み込むアジアクルーズにスポットライトがあたるように、クルーズ業界あげて取り組むべきではないのでしょうか。


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クルーズと皆様の善意


ついせんだって、びいなすの「種子島・屋久島クルーズ」へ年老いた母の「親孝行クルーズ」に弟と母と私の三人で行ってきました。現在は施設暮らしの母にとってクルーズはまさに「命の洗濯」であったようです。母は今回で7回目のクルーズでしたが、毎回、毎回、皆さんの暖かい善意につつまれて、生き返っています。


出発前、連日の猛暑で、施設での歩行訓練が思うにまかせず、「歩けない。クルーズに行けるかな」と心配していましたが、「クルーズで歩行訓練すれば良いからね」と慰めましたが母は半信半疑でした。あらかじめ、乗下船時の車いすを申し込んでいましたら、港について受付前から乗船まで至れり尽くせりのケアーです。こちらが恐縮するほどでした。


母は手押し車のような歩行補助機でまるで「かたつむりの歩み」です。まず母の大好きなセイルアウエイを見に行きました。デッキにある椅子はわずかで、当然他の乗客が座っているのですが、母の無惨な姿を見て、すぐに席を譲って頂き、その上やさしい言葉をかけて下さいます。そしていよいよ出航の音楽で皆さんが踊り出すと、母は手をリズムに合わせて振っているではありませんか。心の底から喜んでいます。


まるで「かたつむりの歩み」の自立歩行ですが「一旦車いすに安住したら自立歩行が出来なくなる」との堅い信念を母は持っています。そこで7階のフロアをダイニングから反対側のホールまで、「イチ、ニイ、サン、シ」と数を唱えながら一日に何回となく歩行訓練をしています。その懸命な姿勢に、時々お客様から声がかかり、暖かく励まして下さいます。また7階の東欧のお嬢さんウエイトレスが夜食の時にとおりがかると、必ず母の肩に手をよせて、たどたどしい日本語で「おばあちゃん。おやすみなさい」と声をかけてくれます。すると母は「サンキュー グッドナイト」と答え暖かい交流が生まれます。


私は常日頃から7階の東欧のお嬢さんウエイトレスは世界一だと思っています。どんなに忙しくとも笑顔を絶やさず、急いで注文を取りに来て、すぐサーブしてくれます。そしてカップやお皿を下げる時、必ず「おかわりはいかがですか」と聞いてくれます。世界最高峰を誇る某船でティータイムで注文した品が来なかったり、間違った経験はいくらもあります。びいなすのこのお嬢さんたちを少しは見習って欲しいものです。


びいなすでは過去にもとても素晴らしい乗客との出会いがありました。そして現在も母とメールのやりとりをして下さっているお客様もいます。みなさんとても暖かく母に声をかけて頂くものですから、本当にびいなすから毎回元気をもらっている母です。


こんなことがありました。食事も終わりに近づいた時に隣にご夫婦がお座りになられました。一言、二言言葉をかわし、先に失礼しましたが、席を立った時に「失礼ですが藤原雄一郎さんですか」と声をかけて頂きました。母はびっくりすると同時に「馬鹿息子が見知らぬ人から問いかけられるほど有名??なのか」と誇らしく思ったのでしょう。「私もしっかりしなければ」と早速部屋に帰り、服装を整えるのです。弟に「お前もしっかりしなさい」とすっかり母親を取りもどし教育的指導までしているではありませんか。突然のことでお名前を伺うことを忘れてしまいましたが、母に大きな刺激と「生きるハリ」を与えて頂き誠にありがとうございました。紙面をかりてお礼申し上げます。


このようなわけで、母はクルーズを思う存分楽しみ、多くの皆様の善意とびいなすの素晴らしいホスピタリティで、いまも余韻を楽しんでいます。今や母にとってクルーズは「生きる活力」として必要不可欠の存在になっています。皆さんもこれほどまでに効果絶大の「親孝行クルーズ」してみませんか?


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スタークルーズ、NCLの株50%を米投資社に売却


びいなすの親孝行クルーズから帰ってきたら、「スタークルーズ、NCLの株50%を米投資社に売却」というビッグ・ニュースが入ってました。経営が芳しくなかったNCLがスター・クルーズの傘下に入り、息を吹き返したかのような積極投資をするようになりました。皆さんがご存じの事実としてハワイ航路にプライド・オブ・アロハ/ハワイ/アメリカの三隻同時投入がありましたが、一年も持たず、プライド・オブ・ハワイ一隻のハワイ航路に来年からなります。積極姿勢が利益に結びつかなかったのでしょうか。


今月の17日に、スタークルーズは、ノルウェージャン・クルーズ・ライン(NCL)とNCLアメリカの親会社NCLコーポレーションの株50%を、米国の投資会社アポロ・マネージメント社に10億ドルで売却することで合意したと発表しました。アポロ社はオーシャニア・クルーズのオーナーで、今後は、NCLの財務体質の強化と船隊の若返りを進めていくそうです。アポロはNCLに新役員を送ることもあるようです。


業界再編はクルーズ業界ではもう終わっていたのかと思いましたが、このような大きな再編に驚きました。現状でクルーズ業界は次のような4つのグループ編成となっています。案外広いようで狭い世界ですね。


●カーニバル&PLCグループ


カーニバル・クルーズの持株会社であるカーニバル・コーポレーションは1988年ホーランド・アメリカを買収したのを皮切りに、91年には最高級クルーズのシーボーン、97年には地中海クルーズで活躍するコスタ、98年にはクイーンエリザベスで有名なキュナードを傘下におさめてきました。一方で大きなグループであるP&Oと覇権を競っていましたが、2003年には両者が合併して世界最大のクルーズ会社が誕生したのです。


●ロイヤルカリビアン系列


カーニバルとはアメリカ市場で最大のライバルであるロイヤルカリビアンは1997にセレブリティを資本系列に加えました。世界第二のグループです。


●スタークルーズ系列


経営不振であったノルウエージャンをアジアの新興クルーズ会社であるスタークルーズが買収して、積極経営に転じ、フリースタイル・クルージングを売り物に躍進しています。そして世界第二位の座を狙う位置につけてきました。しかし今回の株式売却で業界勢力図は変わります。


●独立系列


これらの系列に属さないで独立の活動をしているのが郵船系列のクリスタル・クルーズや最高級のラディソン、シルバーシーにデズニーや欧州のMSCなどがあります。


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びいなすで竿灯祭り


秋田の竿灯祭りの写真集が完成しました。


http://inox-tabi.com/cruise/port/kanto/index.html


青森の「ねぶた祭り」ほどの華やかさはありませんが、秋田の竿灯まつりは、まさに伝統芸能そのものとの印象を受けました。


竿灯には大若、小若、幼若と三種類あり、この竿灯を肩、腰、額、手のひらなどにのせてバランス良く保持する競技です。


● 大若(大人用)で重さ50kg、長さが12m、提灯の数が46個


● 小若(小学生高学年?中高生用)で重さ15kg、長さが7m、提灯の数が24個


● 幼若(小学生低学年以下用)で、重さ5kg、長さが5m、提灯の数が24個


重さが50キロもある竿灯を扱うことは至難の業ですが、小学校低学年から鍛えて、大人になれば、このような至難の業も可能になるのでしょう。その他にも、太鼓や笛などにも女性や子供たちが大勢参加しています。このようにして伝統芸能が引き継がれてゆくのはとてもうれしいことです。


竿灯祭りは重要無形民俗文化財に指定されています。また昼竿灯も開催され、このような妙技が競われるのですが、残念ながらその存在さえ知らず、見ることが出来ませんでした。とても残念です。


船の着岸する秋田港はお祭り会場から遠く、びいなすは15台のバスを準備して桟敷まで往復してくれました。ねぶたもそうですが、桟敷の費用やバスの費用は全てクルーズ料金に含まれています。クルーズの単価そのものは変わりませんので、お祭りクルーズや年末年始のクルーズはとてもお得です。また全て船側でやってくれますので、その利便性は一度経験したらやめられないと思います。


ですから飛鳥、びいなす、にっぽん丸のいづれも、早期に満席となる人気クルーズですので、来年のお祭りクルーズは早めの予約をお勧めします。


秋田港の近くに県の物産館である「セリオン」まで無料のシャトルバスを出してくれました。タワーの展望台は無料になりましたが、直射日光を受けて、とても暑く、5分と滞在出来ませんでした。しかし秋田のお土産を買うのは下の階の冷房の効いたところで可能ですので、便利です。たまたま竿灯祭り当日は秋田でも年に一度か二度しかない37度の高温で夜も蒸し暑かったのが玉に瑕でした。


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青森 ねぶた祭り写真集出来ました


びいなすによる敦賀発着の「ねぶた、竿灯まつりクルーズ」に参加しました。このほどとりあえず「ねぶた祭り」の写真集が完成しましたので見て下さい。


http://inox-tabi.com/cruise/port/nebuta/index.html


青森のねぶた祭りには全国から多数の観光客が押し寄せますが、やはりクルーズによる「祭り参加」が一番素晴らしいように思えます。特に青森ねぶた祭り会場は客船が着岸する港から至近距離にあり、歩いて行ける近さです。それでもびいなすでは不慣れな乗客のために、行きはバスを出してくれて、桟敷までつれて行ってくれた上に、帰途を懇切丁寧に説明してくれました。帰りは三々五々、適当な時間に徒歩で祭りの余韻を楽しみながら船まで帰るのも楽しいものです。


また昼間は船が着くと、すぐ近くの「青い海公園」の中にある、三角形のユニークな建物である県の物産館の前で、祭りに不可欠である「らっせら?、らっせら?」のかけ声に合わせた踊りの練習も出来ます。そして物産館を中心として「ねぶたの格納庫」があり、十分時間をかけてねぶたの下見ができます。また物産館では青森の名産の販売をしていますから、昼間お土産をどっさり買い込んでも、近くに停泊している船に持ち込めばそれでOKです。


また問題の夕食ですが、割と早い時間に夕食に代わって軽食が提供されますが、量的には十分です。そして祭りが終わったあとは、日頃から夜食の種類が豊富なびいなすですが、それでもさらに祭りの晩は品数豊富な夜食が用意されます。そして桟敷席やバスなどの費用もクルーズ料金に含まれていますから無料で、まさに「いたれり、つくせり」です。


ねぶた祭りは圧巻でした。重要無形民俗文化財に指定されているだけあります。そして大勢の市民が参加してとても活気と熱気にあふれています。ただねぶたを出すには合計の費用が2千万円程度もかかるそうで、企業でないと参加出来ません。企業の社会貢献でこの伝統芸能の火を消してほしくないものです。そのためには私たちも出来るだけ多く押しかけて、まつりをする人とともに盛り上げてゆかないといけないなと思いました。


全国のあちこちで商業主義に流されない伝統芸能が息長く存続し、伝統が引き継がれてこそ「美しい国にっぽん」だと思います。飛鳥、びいなす、にっぽん丸が参加することはとてもよいことだと思いました。


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びいなす 竿灯、ねぶたクルーズ


台風襲来のまっただ中、敦賀発着の東北二大祭りである竿灯、ねぶた祭りクルーズに乗船しました。びいなすは今年になって初めてですので、去年からどの程度の変化があるかも興味がありました。結論から言えば、このようなお祭りクルーズは、年末、年始クルーズ同様、お得です。


さて台風がクルーズコース直撃の予想の中の出航で、前日に、場合によっては帰路は太平洋にまわり、名古屋着のコースになる可能性があることを連絡されました。もちろんクルーズはこの時点で無料でキャンセル出来ます。しかし結果は何事もなく、肝心の竿灯、ねぶた祭りは存分に堪能出来ました。テレビを見ていると、青森上空を台風が通過(すなわち私たちの頭上)しているというのに、全く平穏そのものでした。実はびいなすの非常時対応に興味があり、ひそかに台風の影響があることを期待していたのですが、肩すかしでした。


今回の企画は大ヒットで発売してまもなく満員打ち止めになりました。飛鳥、にっぽん丸は太平洋側から青森、秋田に向かいます。しかしびいなすは敦賀から日本海を最短コースでめぐります。その上、名古屋、大阪、京都、神戸からは無料のシャトル・バスが出て、途中、めったにない金沢発着コースまで設定しましたから、金沢からは100名程度も乗り込んで来ました。


そして秋田では会場まで15台もの無料バスサービスがあり、桟敷の券には一人2千円とありましたが、クルーズ代金に含まれていますから、追加費用はありません。竿灯もねぶたも上等の席で祭りを観覧できて、とても快適でした。また祭り観覧のため、両日とも夕食は早く軽食にして、そのかわり夜食を豊富に準備してくれました。このような素晴らしい企画のためか、びいなすだけでなく、クルーズ初めての人が結構大勢いました。そして平均年齢も若干若くなったこともあり、通常のびいなすクルーズとは少し雰囲気が異なり、活気にあふれていました。


びいなすの船内でも夏祭りの盆踊りがあったのですが、乗客の「乗り」が良く、広い会場も立錐の余地もないほどの盛況で大いに盛り上がりました。その一方で予算をお祭りにとられたせいか、食事は食材も普通で「だしが勝負」のみそ汁やお吸い物などは、いささか首をかしげました。しかしびいなすの売り物であるティータイムや夜食でのケーキ類は抜群で、味とバラエティの豊富さで群を抜いていました。


また飛鳥2出現で巻き起こった競争原理のおかげで、コーヒー、紅茶、オレンジジュース、グレープフルーツジュースは終日無料となりました。ティータイムにはトマトジュースとヨーグルトドリンクが追加となります。また終日東欧のウエイトレスのお嬢さんがトンでくる素晴らしい接客ぶりは相変わらずでした。ショウも津軽三味線のトリオが大活躍で多くの観客から大きな拍手をもらっていました。


以上述べましたように、びいなすのお祭りクルーズはお得感が一杯で満足でした。おそらく飛鳥、にぽん丸も同じでしょう。来年は阿波踊りクルーズに参加したいと思っています。


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