2007年10月アーカイブ



セレナーデ・オブ・ザ・シーズで病人発生 船会社も大変


サンディエゴからの15日間のハワイクルーズで問題は発生しました。クルーズもほぼ終わりを告げ、ホノルルを出航し帰途についていた時に、船内で病人が発生しました。詳細は不明ですが心臓にかかわる緊急事態であったようです。この時点で船はホノルルから130キロ離れた地点を航行中でした。


沿岸警備隊の守備範囲を超えた海域でしたので、救助を求めることが出来ません。そこで、セレナーデ・オブ・ザ・シーズはホノルルに引き返し、沿岸警備隊のヘリコプタの届く範囲で、病人をヘリコプターで搬送しました。おかげでセレナーデ・オブ・ザ・シーズは帰港が6時間遅れました。船は早速帰りの航空券の手配にかかりましたが、個人で航空券を手配した人はその対象外となりました。(クルーズと航空券を船側がセットした乗客優先です)


このため乗客の間で苦情が出ていましたが、船側としては、電話やインターネットの利用を無料にし、航空券関係で追加値段が発生した場合、一人あたり100ドルを限度として補償することを決定しました。病人救助という人道的対策にみかかわらず、船側にこのような金銭的負担がかかる結果となりました。ロイヤルカリビアンは良心的だと思います。


幸いハワイの病院に搬送された病人は落ち着いた状況にあるとのことです。


病人発生のような場合だけでなく、天候によって帰港が遅れることは良くあります。特にハリケーン・シーズンのカリブ海の場合は、予定の発着港に帰ることが出来なくて、全く違った港に帰港することも珍しいことではありません。この場合日本からの乗客は自分たちでこのような危機対応をしなければなりません。個人手配の場合はもちろん自己責任で、全て自分で対応しなければなりませんが、ツアーの場合は旅行社と添乗員の力量で大きな差が出てきます。


何度も同じことを書いていますが、英語が不自由でツアーを選択する場合はくれぐれもお値段で選択しないことをお勧めします。クルーズの経験の深い、信頼できる旅行社を選択することです。 




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2010年にクイーンエリザベス号がよみがえる


キューナードはこのほど、イタリアのフィンカンチェリ造船所とクイーンエリザベス号の建造契約を締結したと発表しました。現在キュナードはクイーンエリザベス2世号とクイーンメリー2世号を保有し、2007年末には新たにクイーンビクトリア号が就航します。そして2008年末にはクイーンエリザベス2世号は引退することになっています。


ですから2009年からはクイーンメリー2世号、クイーンビクトリア号の二隻体制になるとばかり思っていました。ところが2010年にはクイーンエリザベス号が新しく船隊に加わり、三隻体制になるというのです。その理由はクイーンビクトリア号が非常に人気で、需要が旺盛だとキュナードが自信をつけたことにあるようです。クイーンビクトリア号と同じクラスの9万2千トンです。建造費は7億ドル(約820億円)という巨費を投じます。


一旦クイーンエリザベス2世号を引退させておいて、クイーンエリザベス3世号ではなくてクイーンエリザベス号として登場させるところが面白いと思います。おそらくエリザベス女王が再び命名されることになるのでしょう。クルーズに全く縁のない人でもクイーンエリザベス号の名前だけ知っています。これほどの知名度を利用しない手はないでしょう。


キュナードがクイーンメリー2世号を当時としては世界最大の15万トンで建造した時、私はいぶかしく思いました。キュナードのような高級船になると、これほど大きな船(2600人の乗客)では一流にふさわしいサービスを完璧に提供することは難しいと思ったからです。はたしてクイーンビクトリア号は9万トンで乗客も約2000名に減らしています。今後高級船は9万トンで頭打ちにして欲しいと思います。


私は5万トン程度が一番快適な超高級船にふさわしいサイズだと思っています。大きな船だとクルーズにとってとても大切な「乗客が織りなす雰囲気」にマイナス効果があると思うからです。2000人でも船内で気のあった乗客と再会する可能性は希薄になります。乗客のふれあいが少なくなるのです。クリスタルやリージェントのような超高級船は乗客1000人以下ですから、乗客同士のふれあいも自然と出来てきます。


このような適正人数から考えると5万トンクラスになります。そして船内での設備の選択肢もそれなりに充実しています。超という字がつく最高級クルーズは規模を追求せず、質を追求し続けて欲しいものです。


にっぽん丸のプラチナ ホームページ完成しました。みて下さい。


http://inox-tabi.com/cruise/nippon/pra2007/index.html


また私の著作について早速皆さんからの申し込みがアマゾンにありましたが、残念ながら在庫切れになっています。早急に補充するように出版社に督促中です。申し訳ありません。


藤原雄一郎のクルーズワールド


http://inox-tabi.com/cruise/cruisetop.htm




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クルーズワールド誕生の秘密


定年を迎えてはや7年!


毎日が日曜日の生活から、皆さんにささえられてとても充実した生活を送ることが出来るようになりました。技術屋出身の私はクルーズや旅行業の世界とは縁もゆかりもないところにおりました。それが一念発起、今では何となくいっぱしの口をきくようになりました。まさに皆さんの暖かいご支援のおかげで定年後の第二の人生にもう一花さかせることが出来たと深く感謝しています。


そのような気持ちを素直に表現した本をこのほど出版しました。「藤原雄一郎のクルーズワールド誕生秘話」とでもいうのでしょうか?タイトルは


「定年後もう一度花を咲かせるための7つの鉄則 」


 ??楽しく生き甲斐を求める自分探しの旅!??


です。内容の詳細は


http://www.inox-tabi.com/book/index.html


にありますし、アマゾンへのリンクも張っています。全国の大きな書店では10月12日から店頭で平積みされています。この際是非ご一読下さい。


思えばここまでたどり着くのはまさに「楽しく生き甲斐を求める自分探しの旅!」でした。これから団塊の世代がクルーズの世界に入って来ていただけると熱い期待をしていますが、そのような人たちが豊かなセカンドライフを過ごす指針にでもなればと思っています。


ちなみに7つの鉄則とは


鉄則1 過去を完全に捨てるべし


鉄則2 自分自身の棚卸しをすべし


鉄則3 社会とのつながりを持つべし


鉄則4 若い人とつき合い、たゆまぬ自己研鑽を行うべし


鉄則5 ネットを楽しむ最低限の技術を身につけるべし


鉄則6 家計簿をつけるべし


鉄則7 「死ぬための準備」を考えるべし



です。とてもユニークな視点からの記述だと今、密かに評判になっています。書店の店頭でパラパラとページをめくってください。


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極上のにっぽん丸 プラチナクルーズ


にっぽん丸のプラチナエンターテイメント神戸に乗船しました。ひとことで言って、「日頃上質なサービスに慣れている人たちにふさわしい上質のクルーズ」という印象を受けました。何度も同じことを言っていますが、クルーズの三大要素である「船の設備の豪華さ」「食事やショウなどのサービス」「乗客の織りなす雰囲気」のうち、「船の設備の豪華さ」については致し方がないとして、あとの二つはまさに上質そのものでした。


まず食事の面では「食のにっぽん丸」の面目躍如で朝食から、夕食まで、毎食キチンと美味しい食事を提供してくれました。ささいなことではありますが、毎日、昼食と夕食ではビールとワインが無料でした。このような配慮は「上質なクラスのクルーズ」のイメージをあげます。また三回の夕食のうち二回は田崎真也さんがお酒と料理の調和をプロデュースしました。


二日目の和食では熊本ワインに清酒に薩摩焼酎と料理の組み合わせを、三日目のフレンチでは前菜からデザートまで、田崎真也さんが選んだワインにあう料理を料理長にお願いしたのです。とても美味しくうっとりの満足感を味わいました。また昼食ではプールサイドに軽食を準備し、ヘビーな昼食を好まないお客様に、限定した数量で提供されました。最初こそガラガラでしたが、さすがに最後は結構多くの人が軽食を楽しんでいました。


それから午後のティータイムでのお菓子が極めて貧弱ないつものにっぽん丸と異なり、午前のスープ&ブレッドの時も含め、とても上質な果物が提供されるフルーツバーがありました。また午後のティータイムでがフルーツはもとより、和菓子、洋菓子、コーヒーゼリーなどが所狭しと出されて、しかもサイズが一口サイズなので、色々と楽しむことが出来ました。さすがプラチナです。


ショーについては人間国宝 片岡九郎右衛門さんや今をときめく川井郁子さんのバイオリンコンサートに人気作家五木寛之さんの講演と盛りだくさんでした。そして11人編成のフルバンドが毎夜ダンスの生演奏をする豪華版です。寄港地鹿児島では島津候の住まいである、磯庭園での屋外での野点や特設舞台での郷土芸能など、無料のツアーがありました。


今回は御夫婦での参加者が多く、物静かな雰囲気でしたが、いつもより多くの人たちと親しくなることが出来ました。しみじみと「乗客の織りなす雰囲気」の大切さを実感した次第です。


詳しくは豊富な写真を含んだ次のURLで余すところ無く雰囲気をつたえていますので、是非ご覧下さい。


http://inox-tabi.com/cruise/nippon/prahp/index.html


藤原雄一郎のクルーズワールド


http://inox-tabi.com/cruise/cruisetop.htm


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