2008年4月アーカイブ

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帆船クルーズ放映

BS朝日で今月から「世界の船旅」という番組がスタートしました。来る4月20日(日)の20:30から21:00までの30分間、世界最大の帆船「ロイヤル・クリッパー」のカリブ海クルーズが放映されます。また再放送もあります。

「青い海原に白い帆を一杯に広げ 進み行く帆船ロイヤル・クリッパー。空、海、波、風、潮の匂い、自然を心ゆくまで満喫できる究極の旅、帆船クルーズ」とでも言いましょうか、是非一度ご覧になる価値はあります。

カリブ海は世界最大の15万トン級の超大型船はなざかりですが、そのような大型船とはひと味もふた味もことなった、素晴らしい帆船クルーズの世界を存分に楽しめると思います。是非ご覧ください。

帆船クルーズにつきましてはスター・クリッパーのタイ・クルーズを下のURLで紹介していますが、ロイヤル・クリッパーはスター・クリッパーよりさらに大きく豪華です。ご期待ください。
http://inox-tabi.com/cruise/clipper/star/index.html
http://www.inox-tabi.com/mtcruise/cat5/cat6/cat10/

http://inox-tabi.com/cruise/cruisetop.htm

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2009年 コスタ・アジアクルーズ拡充

スタークルーズ一社独占であったアジア市場にまっさきに進出したのがコスタでした。コスタアレグラです。イタリアの風をアジアに持ち込んだ楽しいクルーズではありましたが、中国人相手のなれない展開で随分苦労した模様です。
http://www.inox-tabi.com/cruise/costaa/index.html

その努力が実を結び、現在コスタアレグラは好調のようです。この夏日本にもやってきますがもう受け付け終了です。このような好調さを受けてコスタでは2009年にはアレグラより大きなコスタ・クラシカを投入することに決定し、このほど発表されました。また同時にコスタアレグラもアジアでクルーズを行うという意欲的なプランです。

さてその受け持ちはコスタアレグラが主としてシンガポール基点の14泊クルーズでシンガポールからホーチミン、ダナンをまわり香港へ、そしてマニラ、コタキナバル、ブルネイを経てシンガポールに戻ります。シインガポール-香港の区間クルーズもあります。

それ以外にもシンガポール基点でインドネシア、マレーシア、タイの各都市をめぐる14泊クルーズもありますが、このように14泊のロングクルーズです。お値段も早割りならば一泊あたり100ドルを少しこす程度からと、手軽です。

一方5万トンのコスタクラシカは今年末から来年早々にかけて人気のドバイ発着クルーズを行っていますが、このクルーズを終えて来年の3月にはアジアに配船されます。そして主として4泊から6泊のクルーズを実施します。もちろん寄港地に日本も含むロングもあり、神戸や東京にも来年4月にやってきます。

韓国・日本6泊クルーズは天津発着でチェジュ島、福岡、長崎コース、5泊では上海基点でチェジュ島、福岡、鹿児島コース、4泊では上海基点の福岡、チェジュ島コースなど実にバラエティ豊富ですが、寄港地として韓国、日本が主体となっています。日本から乗船、下船できる変則コースも是非欲しいですね。このようにしてアジアクルーズが定着してくれることを切に願っています。

藤原雄一郎のクルーズワールド

http://inox-tabi.com/cruise/cruisetop.htm

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にっぽん丸改装 続報

改装計画についてにっぽん丸のHPに正式に発表されました。船体もかなり凛々しく、素晴らしいです。
http://www.cruise-mag.com/news/img/871-1.jpg
さらに従来40平方米であった2室のスイートが何と79平方米になりました。内装はこのようにゆったりしたものです。
http://www.cruise-mag.com/news/img/871-2.jpg

そしてビスタスイート4室が37から46平米、3室のジュニアスイートは31平米、デラックスV16室が24平米で以上合計25室にバルコニーがつきます。従来はスイートですらバルコニーがなかったですから、大きな改善といえます。多分お値段も結構するのでしょうね。

前回述べましたように
●飲食施設の充実(プレミアムダイニング新設、寿司コーナー新設、バー増設)
●スパの新設(既存の理美容室、ネイルケア、ボディケア、アロママッサージを統合)
●ビスタラウンジの新設、スポーツジムの拡充、ウッドデッキの新設 等

の改善もあり、良質なクルーズを楽しめそうです。

さてこの背景についての雑誌「クルーズ」の見解を紹介します。私も懇意にさせていただいている、雑誌クルーズの新社長もことのほかお喜びです。

<解説>
 商船三井が、クルーズ事業で遂に積極攻勢に転じた。商船三井客船(MOPAS)が、数十億円をかけて、にっぽん丸の大改装に踏み切るもので、伸び悩む日本クルーズの起爆剤となりそうだ。
 海運界では、各分野で日本郵船を凌ぐ実力と業績を上げている商船三井だが、唯一大きく遅れを取っているのが、「老舗の事業」ともいわれるクルーズ客船分野。クリスタル・クルーズと郵船クルーズを運営する日本郵船は前3月期、売上高500億円、50億円ほどの利益をクルーズ事業で挙げた見通しだが、MOPASは、前々期こそ数億円の利益を計上したものの、前3月期は燃料油価格の高騰もあって業績は厳しく、飛鳥2就航以来その差は拡大する傾向にあった。

 その一方で、今年ぱしふぃっくびいなす(日本クルーズ客船所属)を含めた日本船3隻が同時就航した世界一周クルーズでは3隻とも空室が目立ったものの、団塊の世代リタイアブームもあって、にっぽん丸はロングクルーズ以外の2泊から1週間ほどのショートクルーズがどれも満席、オーバーブック状態になっている。このキャンセル待ち客のために、急きょ新しいクルーズを追加するという状況も生まれていた。
 しかし、積極策、つまり新造船や中古買船を検討しようにも、折からの「造船好況」によって船価が高騰、船台自体確保できない環境が続いている。そんな中で選択したのが、にっぽん丸の大改装だったわけだ。元々、「食」を筆頭に船内サービスには定評があるMOPASだが、ハード部分では、「国際級」とは言いがたい仕様がハンディとなっていた。

 今回の改装では、ベランダ付きスイートの設置などで上級カテゴリーの定員を増加させ、さらにプレミアムダイニング、寿司コーナーの新設によって食に一層の磨きをかけるほか、外国船で人気が高いスパ、あるいはビスタラウンジの新設など国際的にも人気のある施設を導入、これらパブリックスペースの改善で船上での消費増も目指す意向。

 これまでどちらかといえば、消極的との印象も持たれていた商船三井のクルーズ事業だが、根強いMOPASファンの中には、商船三井の株主となっている人も多く、クルーズ事業の充実は、企業イメージのアップによる安定的な個人株主の育成にもつながるかもしれない。

 クルーズ界は、2006年ベッド・ナイト・ベースの乗客が100万人を突破するなど、一時期の低迷を脱して、市場は上向いており「団塊の世代リタイア」効果が徐々に出てきている。しかしこうした新しい需要層向けの仕様の船を造ろうにも、「手がない」中での大改装であり、こうした世代にもアピールすることができることになる。

 業界をリードしてきた郵船クルーズに続いてMOPASが積極策を打ち出す「にっぽん丸効果」、さらには今年から本格化している外国クルーズ客船の東アジア登場の加速によって、市場がさらに膨らみを見せるのは確実。
 MOPASは、こうした市場の盛り上がりを作り出しながら、年々確保が難しくなっている上質の乗組員を確保しつつ、新造船市況の沈静化を待つことで、近い将来の新造船につなげていくという未来戦略を描いているものと見られ、今回こうした目論見を実現するきっかけをつかむことになった。

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にっぽん丸 大改装


雑誌クルーズのウエブ版にうれしいニュースが飛び込んで来ました。にっぽん丸が来年末に大幅なリニューアルを行うことを10日午後2時に発表したそうです。その内容は引用させてもらいますが、どうも高級志向になるようです。


食事などサービスでは定評のあるにっぽん丸も設備は飛鳥に比較すれば見劣りがしていました。これで豪華客船にふさわしい内容になるのではと大いに期待しています。そしてその立派な船体に「プラチナ・クルーズ」のサービスを織り込んでもらえば、素晴らしいクルーズを楽しむことができるのですが、その内容をもっと詳細に知りたいものです。


雑誌クルーズウエブ版記事


商船三井客船は10日、にっぽん丸(2万1,903総トン)の大規模改造を発表した。客室の増設やデラックス仕様への変更、スパ施設をはじめとするパブリックスペースの拡充など、工事は多岐にわたっている。純白の船体も、濃紺と白のツートンに塗り替え、イメージを一新する。改造は2009年11月上旬から2010年2月下旬にかけて、三菱重工横浜製作所で行う。営業航海の再開は2010年3月下旬ないし4月上旬の予定。


 今回の改造で、客室は184室から202室(うちシングル6室)に増設(18室)、乗客定員は368人から398人(30人増)となる。同時に乗組員船室も増やす。上級客室(25室)にはバルコニーを新たに付設するほか、ステートAの内装を一新するなど客室の居住性を高める。また、全客室にカードキーシステムを導入、精算システム、セキュリティー機能を高める。


 パブリックスペースはプレミアムダイニング、寿司コーナー、スパ、ビスタラウンジ、ウッドデッキを新設。さらに、バーの増設、スポーツジムの拡充などで、多様化する乗客のニーズに対応する。


 運航面では、本船が直接、離接岸できない離島や小さな港へ寄港した際、より安全に乗客を上陸させるため、新型のテンダーボートを搭載するとともに乗降口も新設する。そのほか、専用バトラーサービス(スイートルーム)の導入、ダイニング・オプションの充実など、さまざまな新機軸を打ち出している。


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22万トンの船が現実に


ロイヤルカリビアンの大型化思想はとどまることを知りません。船の中にアーケードを設けたり、スケートリンクを設置したりして世の中をアッと言わせたボイジャークラスも今は昔となり、16万トンの世界最大船が人気を集めています。


そしてロイヤルカリビアンが22万トンのジェネシス構想を発表した時には、夢物語だと思っていました。ところが実際に発注し、すでに造船所で船殻が建造されているのです。総トン数22万トン、乗客5,400人、長さ360メートル、幅47メートルの巨大船です。このような超大型船が2009年末には出来上がるのです。まさに海上都市ではありませんか。


日本人は大きなものが大好きです。でも私は大型船はどうかなと思います。クルーズの良さのひとつに「人と人とのふれあい」があります。でもそれは千人が限度です。日本の船は500人程度であることも心地よい一つの原因となっていると思います。22万トンもの大型船では陸上旅行と変わらないではありませんか。丁度デズニーランドへ出かけて行くようなものです。たしかにロイヤルカリビアンの大型船はレジャーランドの趣があります。でもなんとなく味気ないなともおもうのです。


それは今年になって帆船クルーズ「スタ?クリッパー」を経験してより一層思うようになりました。乗客が100人台なら、クルーと乗客、また乗客同士の距離がうんと近くなります。そして大型船とは全く違う楽しさに満ち溢れています。割り勘の原理から言えば、経済性では劣りますがそれだけ肌理細やかな楽しみを提供してくれます。小さな船は小さいというハンディキャップを知恵を絞って克服し楽しいクルーズを演出しようという姿勢には心打たれるものがあります。


大型船が良いか、小型船が良いか?人それぞれに旅の楽しみ方があると思いますが、私は別荘に招かれた気分の帆船クルーズ、しかも別荘が動いて行く楽しみにクルーズの原点があるのではないかと思うのです。皆さんの意見はいかがでしょうか。


http://inox-tabi.com/cruise/clipper/star/index.html


http://www.inox-tabi.com/mtcruise/


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びいなす世界一周に旅立ち


今年は三隻とも世界一周が実施されますが、そのトップを切ってびいなすが昨日4月2日に神戸港から旅立ちました。神戸港での出港模様をHPにまとめましたので見てください。


http://inox-tabi.com/cruise/venus/word/index.htm


さすがにいつもの出港風景と異なり、見送りも多く、とても華やいだ雰囲気でした。神戸市では2日のびいなすに続き、6日の飛鳥、8日のにっぽん丸も午後3時半から昨日と全く同じセレモニを行う予定です。特に風船を空に放つシーンは日ごろ見たこともないだけに、心に来るものがありました。飛鳥もにっぽん丸も出港する港が中突堤にうつるだけで同じシーンを見ることになるでしょう。


さて聞くところによると、びいなすの世界一周は満室とのことです。後に続く飛鳥もにっぽん丸も好成績とのことで、日本のクルーズ人口がきわめて少ない割には、このように三隻同時で、外国船のように区間クルーズを設定しなくても売り切れる状態はまさに世界でも稀な現象だそうです。


船が小さいからこそ可能なんでしょうね。それにしてもこれから7月中旬までさみしくなります。


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外国船と添乗員


先日のラプソディ「ベトナム・三亜クルーズ」では、船側の不手際もあり、下船時に相当旅行に慣れた人でも面食らう場面がありました。その時にはクラブ・ツーリズムの団体50名も乗船していましたが、何事もなく整然と下船していました。


外国船の場合、マイレージなどと組み合わせ個人でクルーズを手配することも旅行の楽しみのひとつです。でも少なくとも英語で交渉できる程度の語学力がなくてはクルーズを楽しむことは出来ません。このような印象が一人歩きして「言葉がだめだから、日本の船でしかクルーズを楽しまない」という人も大勢います。でも外国船は日本の船とことなり、多様性に富み、しかも設備や、ショウなども本格的で楽しい世界です。このような貴重な機会を自ら閉ざしてしまうのももったいないと思います。


添乗員がよければ、語学が一切だめでもとても楽しいクルーズを体験できます。でも大切なことは「添乗員がよければ」との但し書きがつきます。陸上旅行の場合は移動の際に添乗員が活躍してくれれば、名所旧跡はあまり言葉を必要としませんから、添乗員の役割も限定され、また添乗員の質もピンからキリまでで、それが許されるのが陸上旅行です。なぜならお客側が「陸上旅行とはどのようなものか」という予備知識があるからです。


クルーズの場合は乗船・下船やまさかの時の対応に添乗員の質が問われることはもちろんですが、それに加えて「クルーズの楽しみ方」が添乗員の質で大いに違ってきます。「クルーズの楽しみ方」を乗客に伝え切れない添乗員ではせっかくのクルーズが台無しです。ですからこの大切なことを十分認識し、良い添乗員をそろえている旅行社を選ぶことがとても大切です。


そのためには「クルーズ専門の旅行社」を選ぶことです。でも「クルーズ専門の旅行社」の中には大手の子会社でありながら、陸の旅行の思想を持ち込んでいる旅行社もあります。そのような場合はかなり問題である事例も現実に見聞きしました。そうは言ってもどの旅行社の添乗員が良いかわかりません。まず値段の安さでツアーを選ばないことです。そして実際に参加して「良い添乗員だな」と思ったらその旅行社にすることです。添乗員と親しくなり「この次あなたが参加するクルーズがあれば教えてくださいな」と言って連絡できるような状況にしておくことも大切です。旅行社にとって良い添乗員は「お客様を連れてくる添乗員」なのですから。


良い添乗員に出会うことが出来れば外国船のクルーズは格段に楽しいものとなります。でも難しいのはクルーズの場合「そのツアーが実現できない」専門用語で言うと「催行できない」ことが多いのです。これはまだまだクルーズ人口が少ないのが原因です。でも是非外国船によるクルーズには挑戦して頂きたいと思います。やみつきになること請け合います。


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