乗船体験の最近のブログ記事



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アジアが熱い


ラプソディの写真集が出来ました。見てください。


http://inox-tabi.com/cruise/rci/rhap/index.html


これでアジア市場もスタークルーズ、コスタ・アレグラにラプソディの三本柱ができました。ラプソディは昨年12月の投入で、まだ慣れないためか混乱が見受けられますが、そのうち落ち着いてくることだろうと思います。


スタークルーズはアジアでの先覚者だけあって、クルーズの入門船として根強い人気を博していますが、シンガポール拠点のヴァーゴを香港に持ってきます。そして香港で主に「バクチ船」として活躍していたアクエリアスをシンガーポールにもってきました。時々新聞の全面広告で「豪華客船」として宣伝していますが、どうかと思います。あくまでカジュアル船として気軽に楽しむ船と心得るべきでしょう。短期クルーズも多いので手軽に利用できます。


またコスタ・アレグラは大人気で、満杯のようです。別段日本で爆発的に売れているわけでもなさそうなので、アジアで本格的イタリアンテイストを味わうことが出来ると大人気なのでしょう。早くもコスタ・アレグラでは殺到する希望者を収容しきれないと、次なる打ち手を考えるほど嬉しい悲鳴のようです。


このようにアジアのクルーズ市場は活況を呈しています。しかし日本からの参加はそれほど多くない!「眠れる巨人」である日本の旅行業界がクルーズで眠りっぱなしの間にアジアではクルーズが大きく躍進しそうです。政治も経済も「ジャパン・パッシング」(日本素通り)の時代になっていますが「クルーズ!お前もか」となりそうで残念でなりません。何とかアジアクルーズの活況に日本も参加したいものです。


藤原雄一郎のクルーズワールド


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ラプソディ・オブ・ザ・シーズ 乗船記


ラプソディ・オブ・ザ・シーズは船内も綺麗で、しかも広々としています。4階から9階まで吹き抜けになっているアトリウムはもとより、プロムナードデッキなどは今まで乗船した船の中で一番広いし、ブッフェの通路なども広くとっています。豪華な感じがして好感がもたれます。ただイベントなどは盛り上げが少なく、ボイジャークラス以上の船の明るさと楽しさは幾分封印しているような印象を受けました。


さて今回ほど乗客の織り成す雰囲気のクルーズに及ぼす影響の大きさを認識したことはありませんでした。もともとクルーズとは欧米のしきたりと文化そのもの。もっとはっきり言うと「白人の文化と伝統を持った社会」だと思います。ですからアジア系統の乗客は見かけても黒人の乗客を見ることは稀です。


しかし日本の三隻と異なり、外国船の場合、若い人向け、アングロサクソン向け、ラテン向け、生粋のアメリカ人向けと多様性があります。さらに富裕層向け、庶民向けとあらゆる白人社会のニーズに船別に応えることができる多様性がありうらやましいです。そのようなクルーズ業界の中で、日本のクルーズ船ではどちらかと言うと、長年にわたる、蓄積の中から年配の富裕層の好みに合致した独特のクルーズ文化が出来上がったと思います。


さらにアジアにおいてはスタークルーズがシンガポール、香港を中心としたアジア人向けに独特の進化を遂げてきたと思います。ですからヴァーゴに乗船すれば、欧米とは全く異なる「シンガポールや香港の喧騒と活気」という生きたアジアを味わうことが出来るのだと私は思っています。


そんなアジアにコスタとロイヤルカリビアンがやって来ました。コスタはアジアにイタリアの風を持ち込みましたが、ラテンの乗客までは持ち込みませんでした。ですからなんだかとてもちぐはぐな感じがします。ロイヤルカリビアンは白人社会と白人乗客を同時に持ち込みました。しかも私はロイヤルカリビアンはアメリカの庶民の文化だと思っていましたが、事実はイギリスを中心とするヨーロッパを持ち込んだのです。フォーマル率を見ていると、かなりキチンとした上質の乗客のように見受けられます。


今回は1700人の乗客のうち、イギリス人が635名と一番多く、白人で1000人を超えていました。日本人は80名でうち50名はクラブツーリズムのツアー客でした。中国人は100名を超え、香港からは80名、台湾からは110名程度の参加で、合計300人程度の中国人でした。韓国からも40名ほど参加していました。


クルーズも日にちが経過すると、次第に白人とアジア人が分離してくるのです。プールサイドやダイニング(朝食、昼食時)やバーは全くの白人社会に変化しました。この三箇所にいると、一体アジア人はどこにいるのか不思議に感じるくらいです。でもブッフェに行きますとアジア人でごったがえしています。またプールサイドも良く見るとデッキチェアーで水着姿で寝そべっているのが白人で、日陰にはアジア人も多数います。別に白人社会が差別しているわけでなく、風俗習慣の違いからこのような分離現象がおこるのでしょう。


でもその白人社会に入ると、とても感じが良いのです。彼らは会話を楽しみ、私のような東洋人から色々と異なった見解や知識を得るのをとても喜びます。排他的では全くありません。楽しい会話を存分にかわし、腹をかかえて笑ったこともありました。飛行機で行けばわずか3?4時間でこのような上質な白人社会に入り込めるのはとても喜ばしいことだと私自身は喜んでいます。前回のスタークリッパーも(全くの白人社会でした)楽しかったけれど、今回も、朝食や昼食をブッフェでとらず、ダイニングの白人社会でもっと会話を楽しめばよかったと後悔しています。


ラプソディが「静かさを好む大人の白人社会」だと認識すれば、ラプソディは大合格です。静かな大人の社会ですから、ボイジャーのようなお楽しみイベントが少ないのもうなずけます。このような少し疲れるクルーズよりもっと気楽なクルーズが好きな人には他のロイヤルカリビアン(ボイジャークラス以上)を選択すればよいと思います。


白人社会を楽しむことが好きな人がヴァーゴに乗船すれば不満だらけでしょうが、シンガポールや香港喧騒や活気を好む人ならヴァーゴはぴったりです。また日本のクルーズシップの愛好者がヴァーゴに乗船すれば「何でこれがクルーズなのよ」と苦情が出ることでしょう。クルーズを選択する時にはやはり、その船の文化をキチンと知らないと楽しくないなとしみじみ思いました。その意味で私はラプソディに大満足です。


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ラプソディ・オブ・ザ・シーズ 乗船記


ラプソディ・オブ・ザ・シーズは船内も綺麗で、しかも広々としています。4階から9階まで吹き抜けになっているアトリウムはもとより、プロムナードデッキなどは今まで乗船した船の中で一番広いし、ブッフェの通路なども広くとっています。豪華な感じがして好感がもたれます。ただイベントなどは盛り上げが少なく、ボイジャークラス以上の船の明るさと楽しさは幾分封印しているような印象を受けました。


さて今回ほど乗客の織り成す雰囲気のクルーズに及ぼす影響の大きさを認識したことはありませんでした。もともとクルーズとは欧米のしきたりと文化そのもの。もっとはっきり言うと「白人の文化と伝統を持った社会」だと思います。ですからアジア系統の乗客は見かけても黒人の乗客を見ることは稀です。


しかし日本の三隻と異なり、外国船の場合、若い人向け、アングロサクソン向け、ラテン向け、生粋のアメリカ人向けと多様性があります。さらに富裕層向け、庶民向けとあらゆる白人社会のニーズに船別に応えることができる多様性がありうらやましいです。そのようなクルーズ業界の中で、日本のクルーズ船ではどちらかと言うと、長年にわたる、蓄積の中から年配の富裕層の好みに合致した独特のクルーズ文化が出来上がったと思います。


さらにアジアにおいてはスタークルーズがシンガポール、香港を中心としたアジア人向けに独特の進化を遂げてきたと思います。ですからヴァーゴに乗船すれば、欧米とは全く異なる「シンガポールや香港の喧騒と活気」という生きたアジアを味わうことが出来るのだと私は思っています。


そんなアジアにコスタとロイヤルカリビアンがやって来ました。コスタはアジアにイタリアの風を持ち込みましたが、ラテンの乗客までは持ち込みませんでした。ですからなんだかとてもちぐはぐな感じがします。ロイヤルカリビアンは白人社会と白人乗客を同時に持ち込みました。しかも私はロイヤルカリビアンはアメリカの庶民の文化だと思っていましたが、事実はイギリスを中心とするヨーロッパを持ち込んだのです。フォーマル率を見ていると、かなりキチンとした上質の乗客のように見受けられます。


今回は1700人の乗客のうち、イギリス人が635名と一番多く、白人で1000人を超えていました。日本人は80名でうち50名はクラブツーリズムのツアー客でした。中国人は100名を超え、香港からは80名、台湾からは110名程度の参加で、合計300人程度の中国人でした。韓国からも40名ほど参加していました。


クルーズも日にちが経過すると、次第に白人とアジア人が分離してくるのです。プールサイドやダイニング(朝食、昼食時)やバーは全くの白人社会に変化しました。この三箇所にいると、一体アジア人はどこにいるのか不思議に感じるくらいです。でもブッフェに行きますとアジア人でごったがえしています。またプールサイドも良く見るとデッキチェアーで水着姿で寝そべっているのが白人で、日陰にはアジア人も多数います。別に白人社会が差別しているわけでなく、風俗習慣の違いからこのような分離現象がおこるのでしょう。


でもその白人社会に入ると、とても感じが良いのです。彼らは会話を楽しみ、私のような東洋人から色々と異なった見解や知識を得るのをとても喜びます。排他的では全くありません。楽しい会話を存分にかわし、腹をかかえて笑ったこともありました。飛行機で行けばわずか3?4時間でこのような上質な白人社会に入り込めるのはとても喜ばしいことだと私自身は喜んでいます。前回のスタークリッパーも(全くの白人社会でした)楽しかったけれど、今回も、朝食や昼食をブッフェでとらず、ダイニングの白人社会でもっと会話を楽しめばよかったと後悔しています。


ラプソディが「静かさを好む大人の白人社会」だと認識すれば、ラプソディは大合格です。静かな大人の社会ですから、ボイジャーのようなお楽しみイベントが少ないのもうなずけます。このような少し疲れるクルーズよりもっと気楽なクルーズが好きな人には他のロイヤルカリビアン(ボイジャークラス以上)を選択すればよいと思います。


白人社会を楽しむことが好きな人がヴァーゴに乗船すれば不満だらけでしょうが、シンガポールや香港喧騒や活気を好む人ならヴァーゴはぴったりです。また日本のクルーズシップの愛好者がヴァーゴに乗船すれば「何でこれがクルーズなのよ」と苦情が出ることでしょう。クルーズを選択する時にはやはり、その船の文化をキチンと知らないと楽しくないなとしみじみ思いました。その意味で私はラプソディに大満足です。


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混乱期?? ラプソディ・オブ・ザ・シーズ


待望のロイヤルカリビアンによるアジア進出。これでスタークルーズにコスタ・アレグラとラプソディ・オブ・ザ・シーズの揃い踏みでアジアのクルーズ市場の夜明けと大きな期待をしています。そのラプソディ・オブ・ザ・シーズの5泊6日ベトナム・三亜クルーズから帰ってきました。


とても意外だったのは超大型船の見事なコントロールで有名なロイヤルカリビアンが、たかが8万トン級の乗船・下船でかくも手間取るとは全くの予想外でした。乗船は香港のマルコポーロ・ホテルの目の前の埠頭ですが、乗船前の保安検査では一分間で6?8人しか進まないのです。おかげで乗客の中には3時間も待たされた人が出てきました。しかもトイレも飲み物もないところでの長時間の行列です。気分の悪くなる人も出てきました。「大切な保安検査だからしかたがない。出港はこれで2時間くらい遅れるだろう」と30分遅れで始まった避難訓練に参加し、15分ほど経過して、乗船口を見に行ったら、あれだけの長蛇の列があとかたもなく消えています。出港が近づいてきたので、あわてて乗船させたのでしょう。あまりにも手前勝手だと憤りがこみ上げてきました。そして船はほぼ定刻に出港しました。


それから下船の混乱です。


香港入港の時間になりました。いよいよ着岸です。でも出発時の港と違う、辺鄙なコンテナヤードです。たくさんのバスが待っています。我が奥さんは下船スケジュールを片手に「これから乗船時の港に船が行くには時間があわないわよ」といいます。私は「なあにここでツアー客が降りたら乗船の時の港につくのさ。落ち着いて待てばいいよ」といいました。それでも奥さんは納得せず。他の乗客に聞いたところ、ここで全員下船とのこと。そこで私は「これはチャンス」と生き生きして取材活動を開始しました。


色々な情報を総合すると「ここで下船し、出発時の港までバスで行き、そこで荷物を受け取る」とのことでした。そこでどうしてこの情報を得たのかと取材したところ、白人の多くは「部屋にメモが入っていた」というのです。個人旅行の日本人の中にも「部屋に日本語のメモが入っていたわよ」という人もいます。しかし私たちの部屋には英語も、日本語もこの種の情報にかかわるメモは一切入っていません。それからさらにしつこく取材すると、白人の中にも着岸して初めて知った人もかなりいました。また実に旅なれた英語堪能な日本人家族も全く知らず「飛行機が間に合わない」といささかパニック状態でした。「ここで下船して荷物を引き取り直接空港へ」と交渉したらしいのですが、らちがあかないと嘆いていました。また早い飛行機を予約していた別の日本人乗客は半狂乱で大変なところを日本からの団体ツアーの添乗員さんに助けられたとも聞きました。(未確認・伝聞)


50名の団体を引率するクラブ・ツーリズムの乗客の皆さんは何事もなかったかのように整然と混乱もなく下船していたのに比較して、私たち個人旅行の人たちの慌てぶりが目立ちました。やはり信頼できるクラツーさんのような旅行社のツアーに参加するのがクルーズを楽しむコツだと痛感しました。添乗員さんの質で随分旅行の楽しさが変わりますから、今回のクラツーさんの添乗員さんは立派だったと思います。


それからやっと下船しましたが、聞いていたのとは違って荷物をその場でみなさん勝手にひきとりバスにつみこんでいます。それをコントロールする船側の係員は探しても見当たりません。でもそれが正解でした。うっかり説明を信じて乗船した港で荷物を受け取っていたら恐らく飛行機には間に合わなかったでしょう。また下船してもバスへ誘導をする係員は皆無なのです。とにかくこのような混乱の時に状況を聞こうとしても係員がいないので聞くことも出来ません。フロントには長蛇の列で乗客がならんでいますから聞く気にもなりません。普通は下船説明会があり、しつこいくらい説明があるのに、この船は何もなく、必要なタグを部屋に配るだけです。たいした説明書もありません。


結局私たちの場合は下船開始時刻の10時から3時間経過した午後1時に乗船した港にたどりつき、そこからタクシーに乗りました。2000人近い乗客ですから、簡単には下船できないでしょうが、3時間は長すぎます。私たちは下船予定時間の5時間後の飛行機でしたから十分余裕を持って行動できました。それにしても問題なのは情報の伝達と、乗客へのスムースな誘導の致命的な欠落です。このようなことは(出発港と帰着港がことなる)今回で二回目であるとのことですが、出港前にわかっていたことですから、事前に十分に注意を喚起するのが普通で、ラプソディの人たちにクルーズを行う資格があるのかと疑いました。


当分は添乗員つきのツアーに参加するか、十分に余裕をもったスケジュールで予定を組むか、何らかの対応が必要だと思います。一応一生懸命取材したつもりですが、細かい事実に誤認があるかも知れません。でも大混乱であったことだけは事実です。せっかくアジアに本格的な船がやってきたと思ったのに実に残念です。それからロイヤルカリビアンの名誉のために申し述べますが、他の船ではこのような混乱は無いとのことです。親しくなった白人乗客から「今回のことでRCIには二度と乗船したくない。などと思って欲しくないな。他の船では見事すぎるくらい、多数の乗客の乗船・下船は見事にコントロールされているんだから」と言っていたのが印象的でした。


次回は肝心のクルーズの内容について報告します。


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混乱期?? ラプソディ・オブ・ザ・シーズ


待望のロイヤルカリビアンによるアジア進出。これでスタークルーズにコスタ・アレグラとラプソディ・オブ・ザ・シーズの揃い踏みでアジアのクルーズ市場の夜明けと大きな期待をしています。そのラプソディ・オブ・ザ・シーズの5泊6日ベトナム・三亜クルーズから帰ってきました。


とても意外だったのは超大型船の見事なコントロールで有名なロイヤルカリビアンが、たかが8万トン級の乗船・下船でかくも手間取るとは全くの予想外でした。乗船は香港のマルコポーロ・ホテルの目の前の埠頭ですが、乗船前の保安検査では一分間で6?8人しか進まないのです。おかげで乗客の中には3時間も待たされた人が出てきました。しかもトイレも飲み物もないところでの長時間の行列です。気分の悪くなる人も出てきました。「大切な保安検査だからしかたがない。出港はこれで2時間くらい遅れるだろう」と30分遅れで始まった避難訓練に参加し、15分ほど経過して、乗船口を見に行ったら、あれだけの長蛇の列があとかたもなく消えています。出港が近づいてきたので、あわてて乗船させたのでしょう。あまりにも手前勝手だと憤りがこみ上げてきました。そして船はほぼ定刻に出港しました。


それから下船の混乱です。


香港入港の時間になりました。いよいよ着岸です。でも出発時の港と違う、辺鄙なコンテナヤードです。たくさんのバスが待っています。我が奥さんは下船スケジュールを片手に「これから乗船時の港に船が行くには時間があわないわよ」といいます。私は「なあにここでツアー客が降りたら乗船の時の港につくのさ。落ち着いて待てばいいよ」といいました。それでも奥さんは納得せず。他の乗客に聞いたところ、ここで全員下船とのこと。そこで私は「これはチャンス」と生き生きして取材活動を開始しました。


色々な情報を総合すると「ここで下船し、出発時の港までバスで行き、そこで荷物を受け取る」とのことでした。そこでどうしてこの情報を得たのかと取材したところ、白人の多くは「部屋にメモが入っていた」というのです。個人旅行の日本人の中にも「部屋に日本語のメモが入っていたわよ」という人もいます。しかし私たちの部屋には英語も、日本語もこの種の情報にかかわるメモは一切入っていません。それからさらにしつこく取材すると、白人の中にも着岸して初めて知った人もかなりいました。また実に旅なれた英語堪能な日本人家族も全く知らず「飛行機が間に合わない」といささかパニック状態でした。「ここで下船して荷物を引き取り直接空港へ」と交渉したらしいのですが、らちがあかないと嘆いていました。また早い飛行機を予約していた別の日本人乗客は半狂乱で大変なところを日本からの団体ツアーの添乗員さんに助けられたとも聞きました。(未確認・伝聞)


50名の団体を引率するクラブ・ツーリズムの乗客の皆さんは何事もなかったかのように整然と混乱もなく下船していたのに比較して、私たち個人旅行の人たちの慌てぶりが目立ちました。やはり信頼できるクラツーさんのような旅行社のツアーに参加するのがクルーズを楽しむコツだと痛感しました。添乗員さんの質で随分旅行の楽しさが変わりますから、今回のクラツーさんの添乗員さんは立派だったと思います。


それからやっと下船しましたが、聞いていたのとは違って荷物をその場でみなさん勝手にひきとりバスにつみこんでいます。それをコントロールする船側の係員は探しても見当たりません。でもそれが正解でした。うっかり説明を信じて乗船した港で荷物を受け取っていたら恐らく飛行機には間に合わなかったでしょう。また下船してもバスへ誘導をする係員は皆無なのです。とにかくこのような混乱の時に状況を聞こうとしても係員がいないので聞くことも出来ません。フロントには長蛇の列で乗客がならんでいますから聞く気にもなりません。普通は下船説明会があり、しつこいくらい説明があるのに、この船は何もなく、必要なタグを部屋に配るだけです。たいした説明書もありません。


結局私たちの場合は下船開始時刻の10時から3時間経過した午後1時に乗船した港にたどりつき、そこからタクシーに乗りました。2000人近い乗客ですから、簡単には下船できないでしょうが、3時間は長すぎます。私たちは下船予定時間の5時間後の飛行機でしたから十分余裕を持って行動できました。それにしても問題なのは情報の伝達と、乗客へのスムースな誘導の致命的な欠落です。このようなことは(出発港と帰着港がことなる)今回で二回目であるとのことですが、出港前にわかっていたことですから、事前に十分に注意を喚起するのが普通で、ラプソディの人たちにクルーズを行う資格があるのかと疑いました。


当分は添乗員つきのツアーに参加するか、十分に余裕をもったスケジュールで予定を組むか、何らかの対応が必要だと思います。一応一生懸命取材したつもりですが、細かい事実に誤認があるかも知れません。でも大混乱であったことだけは事実です。せっかくアジアに本格的な船がやってきたと思ったのに実に残念です。それからロイヤルカリビアンの名誉のために申し述べますが、他の船ではこのような混乱は無いとのことです。親しくなった白人乗客から「今回のことでRCIには二度と乗船したくない。などと思って欲しくないな。他の船では見事すぎるくらい、多数の乗客の乗船・下船は見事にコントロールされているんだから」と言っていたのが印象的でした。


次回は肝心のクルーズの内容について報告します。


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帆船の旅 スタークリッパー


帆船の旅 スタークリッパーから帰って山のような写真と格闘し、やっと写真集が完成しました。見てください。


http://inox-tabi.com/cruise/clipper/star/index.html


本当に不思議です。このような小さな船で屋内設備といえば小さな図書室に、ピアノバーそしてダイニングルームだけです。私も多くのクルーズに乗船し、数多くの写真集を作成してきました。これほどの規模の船なら写真も数十枚程度で撮りつくしてしまいます。


ところがどうでしょう。気がついたら2?3千枚の写真を夢中で撮影していました。そしてそれから絞りに絞って500枚程度にまとめました。自画自賛ですが素晴らしい写真集にまとまりました。


小さな船に楽しみがぎっしりつまっているのです。言葉は要りません。写真を見てください。世の中大型船全盛の時代です。その中で定員わずか170名の帆船クルーズ!乗客とクルーの距離の近さがクルーズを素晴らしいものにしています。一流のクルーに一流の乗客、そして素晴らしい自然の織り成すハーモニーがこのように素晴らしいものになるとは夢にも思いませんでした。


オーナ令嬢でホテルマネージャーのマリイの獅子奮迅の大活躍のお礼の意味をこめて英文も併記し、本日マリイにお礼のメールを出しました。マリーの活躍とスター・クリッパーのすばらしさについては次を参照ください。


http://inox-tabi.com/cruise/clipper/hyoushi/index.html


お問合せ先はメリディアン・ジャパンで直接申し込みが可能です。


Tel: 03-5405-1442


e-mail: info@meridian-jp.com


藤原雄一郎のHPで見たとお伝えください。


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画像入りをご覧になるにはこちらを


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フランスの画家ポールゴーギャンが楽園を求め、天国に一番近い島タヒチにやってきたが、夢と現実はことなり失意のうちにタヒチを去ったという。自然がいかに美しくとも、そこに営む人々の幸せなくしては理想郷になりえない。


さてこのたび、帆船スタークリパーのクルーズを終えて帰国した。まさに天国に一番近いクルーズではないかと思う。この素晴らしい印象をいつまでも暖めるためには、当分他のクルーズには参加したくない。


この小さな帆船のどこがかくも素晴らしいクルーズを私たちに提供してくれたのだろうか?それは自然の美しさと自然とともに過ごす素敵な空間を乗客とクルーが一体となって創り上げているからだと思う。自然が一流、クルーが一流、そして乗客が一流であって始めて達成可能な領域に到達するのであろう。


いわゆる屋内のパブリック・スペースは小さな図書室とバー、それにダイニングしかない。クルーズにつきものの豪華なアトリウムもなければレセプションすらない。でも楽しさが一杯詰まって尽きるところを知らない。


まずデッキに出て見よう。今までのクルーズシップとは全く異次元の世界がそこにある。帆船の世界だ。出港が興味深い。静かにいつの間にか出港する外国船、盛大にテープを投げて音楽にあわせて踊る楽しい日本船のセイルアウエイ。でも我々に待っているのは我々が帆をあげる作業だ。女性陣が懸命に綱を引っ張る、すると帆がするすると上がり満帆でいざ出港!!この瞬間の醍醐味がたまらない。


さらに潮風に吹かれながらのデッキでの説明会やら講義の数々。そしてマストを縄梯子で登るスリル満天の行事にへさきの網の中での昼寝。なんだかもう天国へ一歩近づいた気分だ。


夜になると涼風に吹かれてデッキで満天の星を眺めて静寂を楽しむ。美しい日の出に美しい日没。下界からは断絶し、気持ちは空に、海に舞い上がる!


毎日エメラルドグリーンの海にくりだし、テンダーボートから直接波うち際に上陸。スタークリパーは美しい浜辺の数々を自分のプールにしているのだ。毎日違った島々を巡る!エメラルドグリーンの美しい海は同じでも陸の風景は毎日変わる!!まさに天国に一番近いクルーズの本領発揮である。


食事も日本人の口に良く会うアジアン・フードが提供される。特に昼食のブッフェは楽しい。デッキブッフェにアジアンブッフェ、さらにはバレンタインブッフェと毎日趣向をこらして提供してくれる。「美しく仕上がったバレンタインケーキに始めてナイフを入れるのは勇気がいるね」と親しくなった乗客が私に囁き、ウインクする。「全くね!ここはオーナ令嬢のマリイにでもやって貰おうか」と返す。でもデザートの時に覗いてみたらケーキは無残な形になっていた。


でも圧巻はビーチに上陸しての浜辺でのバーベキューだ!中には船で昼食をとりたい乗客もいて、その人たちのために、別に船内でも食事が出来る配慮はさすがである。さてバーベキューに話題を戻すと、浜辺は太陽光線が強く適切でない。でもって緑あふれる木陰でのバーベキューとなる。臨時バーもオープンし芸達者なバーテンダーが「バーが開いたよ」と呼び込みをはじめる。ミュージッシャンのシャバがアオコーデオンを奏でながら練り歩く。その後を私は追いかけて大声で一緒に歌う。不思議と英語で歌える歌ばかりだ。なぜハリー・ベラホンテの「さらばジャマイカ」の英語の歌詞を全部覚えているのだろうか・・・楽しい!!この一言につきる。


夜は夜でデッキでの楽しいショータイムである。でもクルー手作りのショーなのだ!!ファッション・ショーあり、蛙レースあり、色々と工夫がなされてとても楽しい。最後に近くなるとクルーと乗客によるタレント・ショウがあった。「数少ない日本代表が出場を」との要請に応えて、出場を決心した。タレントでない私であるから、乗客を引きずり込む作戦に出た。日本人5人に若いスエーデン人クルーに親しくなった乗客に前に出てもらい、あらかじめ作成した歌詞を渡す。歌詞は簡単そのもの!外国人も知っている「上を向いて歩こう」通称「スキヤキソング」に歌詞をつけたのだ。


「スタークリパー、スタークリパー スタークリパーは世界一、スタークリパー、スタークリパー、我々はスタークリパーを愛している」このフレーズを三回、みんなで合唱しようという趣向だ。その間に10秒間程度私がクルーを称える歌詞を入れる。そして最後に「素晴らしいクルーと素晴らしい乗客が見事なハーモニーで我々に忘れがたい思い出を残してくれた。ありがとうスタークリパー」に続いて最後の合唱!!拍手が鳴り止まず、アンコールの掛け声が!!乗客たちは出演者を乗せるのが上手だ!これが欧米の文化であろう。感激この上なかった。


そして後日談!!翌朝多くの人から「昨日はよかったよ」の声がかかる。そして「あなたは楽しんだのか」と心配そうに聞く。「とってもエンジョイしたよ」と答えると心の底からの笑顔で「それは良かった。私たちも楽しんだが、あなたが楽しむことが一番だよ」何という素晴らしい乗客だろうか。


述べたいことは山ほどあるがそろそろこのへんで終わりにしよう。スタークリパーの最大の素晴らしさはクルーと乗客の距離の近さにある。それだけにクルーには一流が求められるのだ。まず若いスポーツチーム。4人のうち3人は今回が初めてで8ヶ月の契約を終えると学校に戻ったりそれぞれの道を歩む。しかし彼らはハンサムで懸命に働く、明るい好青年だ。


そして特筆大書しなければならないのはオーナー令嬢でホテルマネージャーのマリイだ。彼女は若干30歳で船の中でも船長についで二人しかいない四本線を持った責任の高い地位にある。朝5時半のパンの焼きあがりのチェックから要所要所には必ず彼女の姿がある。そして揉め事は見事に彼女が裁き、人望も厚い。業者と美しい顔の「まなじり」を決して激しくやりあっている姿に遭遇した。「コーヒーの品質が悪い」とクレームをつけているのだ。


同行の日本総代理店社長の配慮もあって、夕食を同席させて貰ったがその配慮の素晴らしさには舌を巻いた。それだけ厳格に仕事をこなすかと思うとタレントショウでは難易度のきわめて高いランバダ風のラテンダンスを見事に踊る!なんという素晴らしいホテルマネージャーだろうか。このようなオーナ一族の強い思い入れが帆船によるクルーズをかくも楽しいものにしていると確信した。


最後に一言付け加えたい。「自動車の運転には運転免許が必要」なように、スタークリパーを存分に楽しむには、最低限の語学力と欧米社会の常識を備えることが必須である。一流のものを楽しむにはそれなりの受け入れ態勢が必要だということだ。



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コスタアレグラ乗船体験記 最終


●乗客


50%が中国人、30%が香港人ですが、あとはフィリピンやタイなど東南アジア勢が占めています。欧米人は皆無です。日本人も今回は私たち夫婦をいれて3人でした。通常は10?30人程度だそうです。(定員800名、今回300名)そして特筆すべきは若い人が多いということです。67歳の私は最長老のようで、日本船の平均年齢70歳とは大きくことなります。若い人が多いだけににイベントなどの乗りは活発でとても楽しい雰囲気を醸し出しています。


●食事


メインダイニングでの夕食は西洋料理のコースと中華料理のコースがあり、その他に高級食材をふんだんにつかった、有料の中華コーズがあります。フカヒレスープは30ドル、北京ダックは18ドルなど、コース全体を取ると100ドル近くします。また量は少なめで私のような老人にはピッタリです。メニューの選択肢が結構ありますので、食欲旺盛なかたは西洋と中華の両方を注文すればよいと思います。


●朝食と昼食はメインダイニングよりブッフェのほうが選択肢が豊富です。また夕刻はブッフェが閉鎖ですので、夜食まで時間が空いて空腹を感じます。ブッフェは他の外国船のように終日オープンしているわけではありませんので、食欲旺盛な人には不満かもしれません。午前は何もありませんが、午後4時からのティータイムは美味しさは別としてサンドイッチや点心やお菓子など豊富にありますから満腹には出来ます。食事の質は特筆するレベルではありません。


●部屋


インサイドの部屋を見せてもらいましたが結構広く、快適です。他の欧米船では狭いテーブルも結構広くパソコンでテーブルの広さの必要な私には朗報でした。しかしアメニティな石鹸とシャンプー以外何もありませんので、歯磨きなど必要なものは持参しなければなりません。日本の船では何ももって行かなくとも髭剃りまであるのが常識ですから要注意です。


●ショウ


少人数(女性4名、男性2名)ですが精鋭で歌と踊りのプロダクション・ショウが5泊のうち4晩もありました。僅かなメンバで観客を飽きさせない実力には感服しました。しかしイタリアだけあって夜11時頃から始まるケースもあり、大変でした。


●イベント


これがとてつもなく多く、しかもイタリアンテイスト満載で、全員で踊るケースが随分と多いので、踊り好きな人にはたまりません。社交ダンスではなくて、全員でサルサを踊ったり、イタリアの踊りを踊ったり、リーダの若いイタリア人が全くの素人を上手に誘導して楽しい踊りの場にしてしまいます。あまり上手でない中国人アクティビティ・ホステスがより親近感を抱かせます。


そのほかにも深夜までさまざまなイベントがあり、睡眠不足になります。そのせいか朝は静かです。イベントの後は豊富な夜食が待っています。私はいつも「お粥(コンジー)」を食べていましたので、バタン・キューでも翌朝「胃もたれ」はありませんでした。


●特別イベント


イタリアン・ディナーの日は圧巻でした。まず食事前には女性に赤いバラが一輪。そしてデザートになるころカーニバルで有名な音楽とともにナプキンを振り回すことから始まり、乗客・乗員がダンスをし、やがて全員が肩に手を乗せて練り歩くことになります。そして満足した頃にダイニング関係者が現れて挨拶。それからが大変。厨房スタッフの中の踊り達者が踊り狂います。観客が殺到し、見ることが出来ないくらい盛り上がります。このような楽しいディナーの演出には始めて出会いました。


またミッドナイト・パーティも異色です。夜11時にプールサイドに出てみると、参加者の多くが団体で踊っています。それが延々と続くのです。早く食べたいと思う私の期待を裏切って、踊りが終わると氷の彫刻の開始です。それが終わってさあ食事と期待するとどっこい、皆さんが集まっているところとは全く別の後方の上部デッキに一人の男がスポットライトを浴びて登場します。そして大きな美声でカンツォーネを一曲、すると厨房スタッフが現れて皆さんに手を振り、会場の歓声が巻き起こります。そしていよいよ待望のブッフェが始まりました。まさにミッドナイト・パーティです。「翌日は終日航海ですから朝寝を楽しめば!」との配慮がなされています。


●内装


古い船なのに中国市場投入で全面改装しましたので新造船のようです。そしてキンキラキンではなく誠にシックな内装で、一度にコスタアレグラが気に入りました。何事も第一印象が大切だと痛感しています。


●危機管理のサービス


最後の日に金庫がミスオペで開かなくなりました。パニックになってフロントに家内が駆け込んだら、家内がフロントから帰ってくるまでに、係りのフィリピン・クルーがかけつけてアッという間に開けてくれました。


そして不覚にも下船前夜、まだ必要なコスタカードをトランクに入れてしまい、いざいよいよ下船というときになってカードの無いのに気がつきました。慌てた私に、あっという間にカードを再発行してくれました。


どこの船でも同じなのでしょうがその手際のよさに感心しました。


以上述べたいことはまだまだありますが、コスタアレグラはアジア初の本格的なクルーズだと思いました。中国人対応で苦労していますが、是非アジアに定着して欲しいとしみじみ思いました。



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中国市場開拓コスタアレグラ乗船体験 その1


地中海を得意とするコスタ社が世界に先駆けて中国市場を狙うべく投入したのがコスタアレグラです。現在は香港基点で、ベトナムクルーズを実施していますが、5月頃から上海基点で中国、韓国、日本に行程を変更します。


コスタアレグラは今回の中国市場投入を契機に全面改装を実施し、内装もとてもシックでまるで新造船のようです。またショウやエンターテイメントも充実しており、アジアでは始めての本格的イタリアンテイストのクルーズであるとの印象を受けました。スタークルーズはアジアンテイストで欧米の伝統を守る本格的クルーズとしてのコスタアレグラとははっきりと一線を画しています。


またコスタアレグラの日本寄港を契機に上海基点・長崎寄港のクルーズを、一部の旅行社では、日本人乗客に限定し、長崎発?長崎着クルーズを予定していますので、さらに利便性が高まると思います。気軽に本格的クルーズを味わうことが出来るチャンスです。


コスタアレグラは当初の目標として、クルーを完全中国化して中国人だけの乗客を対象としていました。しかし中国人のみでは満席に出来ず、フリピンや韓国、日本等、多国籍対応へと舵を切ったようです。クルーも中国人クルーの一部の「クルーズでは定番のフィリピン人」との入れ替えも進行中です。そして立ち上げから今日まで、中国人対応では相当苦労した様子が感じられました。


コスタアレグラではショウやエンターテイメンが豊富で特に夜はイベントが真夜中までぎっしりで、睡眠不足になります。問題の中国人のマナーの悪さも「フォーマルの衣装がトレパンに運動靴の驚き」があったり、「ショウの真っ最中に頻繁に出たり、入ったりで視界がふさがれる。」「イベントでは後ろの乗客無視で立ち上がって写真撮影」で長時間視界がさえぎられる、などで、欧米クルーズでは顰蹙を買う行為の撲滅に、コスタも諦めているようです。「規制をすると暴動がおこる」という冗談に苦労がにじみ出ています。


事実、チップでは乗客のクレーム殺到で仕事にならず、チップの一律徴収はやめてしまいました。中国人はほとんどがチップ無視です。また著作権問題で禁止されている写真撮影やビデオ撮影もおかまいなしの無法状態です。さすがに部屋への食事の持込によるドンチャン騒ぎはやめさせることに成功しましたが、持込禁止のアルコールも目こぼしせざるを得ない状況とか。とにかくコスタ当事者の苦労がしのばれます。


これから参入を試みているロイヤルカリビアンでも苦労が山積ではないでしょうか。しかしコスタアレグラでは試行錯誤の結果、雰囲気はきわめて良く、またイタリア人の「盛り上げかた」には歴史と伝統が感じられます。またショウもきわめて少人数でありながら5泊のうち4回も歌と踊りのプロダクションショウがあり観客を飽きさせない実力はさすがだと思いました。


とりあえず今回はこのくらいで、次回をお楽しみに。


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メールマガジン0103号   2006/05/04日発行(月・水・金発行)


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□□ ホーランド・アメリカ スタテンダム乗船記 □□


香港?大阪15日間のクルーズに参加しました。一言で印象を言えば「静かで、


落ち着いて、とても居心地の良いクルーズらしいクルーズ」でした。そしてそ


の原因を私なりに独断と偏見で総括すると「素晴らしい乗客が上質のクルーズ


の雰囲気を醸し出す」「そのような上質な客を集める仕組みが随所にある」こ


とだという結論になりました。


生花と装飾


「生花がある船は上質の船」であることは間違いありません。しかもそれが花


の国オランダらしくふんだんにあるのです。しかも絶えず新しい花と入れ替え


ています。また装飾品も船をテーマにした絵画や模型、それに伊万里や有田の


上質な陶器。このような道具立てが船全体に落ち着いた高級感を与えています。



このような落ち着いた大人の雰囲気ですので乗客は必然的に白人で年配の富裕


層となり、しかも熱烈なリピータが多いのが特徴だと感じました。


静かで落ち着いている


船内活動は色々と準備されています。全部に参加するのは不可能です。しかし


ながら船内がざわついていません。クルーズの最大の呼び物である歌と踊りの


プロダクション・ショウもボーカル4名、ダンサー6名、合計10名のせいか、


いささか迫力にかけます。その一方で寄港地情報の説明会は同じ内容を船内テ


レビで見ることができるにかかわらず、結構盛況です。


料理教室では活発に質問が出たり、クリスタルほどではありませんが軍人によ


る講演があったり、知的好奇心を満足させる工夫に頭を使っているようです。


食事


大型船で大量の乗客を相手にするクルーズとは明確に一線を画しているように


思います。大型船では定められた通りのサービスしか受けることができません


が、乗客の好みにに合わせた食事を提供しようという意欲は感じます。ブッフ


ェの朝食でも、玉子やベーグル、トーストなど目の前で調理したものをサービ


スすることが前提のライン構成です。


メインダイニングでもスモールポーションは確実に実行されますし、メニュー


も豊富で14日間、確実に日替わりでした。それでいて毎日同じメニューも品


数に限りはありますが選択可能です。またパサパサではありますが白米のオー


ダも可能です。


問題は食事に切れ目があり、一日中何かしら食べ物にありつけることにはなっ


ていません。ファースト・シーティングで午後5時45分に夕食を頂くと夜1


1時まで全く何もありつけません。一度に少ししか食べられない私としては大


きな問題でした。もちろん24時間ルームサービスは行っていますが、夜のこ


とですからほんの少し、お腹を満たせば良いわけで、ルームサービスまでは躊


躇します。


クルーズ船は5万トンクラスが快適?


スタテンダムに乗船し、しみじみ5万トンクラスがクルーズには最適なのでは


と思いました。日本船の2万トンクラスでは公共部分の選択肢がきわめてせま


く、シルバーシーなどのようなよほど高質なサービスがなければ飽きてしまい


ます。


一方乗客が2千人を超す大型船は特にエンターテイメントに力を入れており、


それはそれでエキサイティングですが、クルーズの三大要素である「設備・サ


ービス・乗客のつくりだす雰囲気」のうち「乗客のつくりだす独特の雰囲気」


は望むべくもありません。せっかく気のあった乗客もキャビン番号を聞かなけ


れば再会さえ難しいのです。


その点5万トンクラスであればスタテンダムも飛鳥2も船内での選択肢はあり


ながら乗客同士のふれあいも濃厚に展開できます。スタテンダムのように快適


な雰囲気での居心地の良さは乗客が寄与している割合が大きいと思います。そ


の意味で飛鳥2は高い人気を続けることが可能だと改めて思いました。


結論


ホーランド・アメリカの5?6万トンクラスは「クルーズの楽しみ方を知った


人」むきだと強く感じました。欧米の文化を理解し、それにとけこめる人には


実に快適です。クルーズ初心者には少しハードルが高いのではないでしょうか。


またRCIのボイジャー・オブ・ザ・シーズやダイヤモンド・プリンセスが楽しい


という人は、ホーランド・アメリカには失望するでしょう、


外国クルーズの良いところは実に豊富な選択肢があることです。自分の好みに


ぴったりのクルーズを見つけ出すことも楽しみのひとつでしょう。スタテンダ


ムの写真集も完成しました。400枚の写真でお楽しみください。


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